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日本の有給休暇消化率が低い原因とは?休みを取得しない理由を調査

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夜遅くまで残業する男性会社員

夜遅くまで残業する男性会社員

忙しいと消化するタイミングを逃してしまいやすい『有給休暇』。

日本は外国と比べて

有給休暇の消化率が低い

という調査結果があります。

職種によっては人手が足りなかったり、残業や休日出勤をしないと仕事が回らなかったりするので、簡単には有給休暇を消化できないことも多いのでしょう。

しかし、他国を見てみると日本のように労働時間が長い国がある一方で、

労働時間が短いことに加えて有給休暇を長期間取得できる国

もあるのです。

そこで今回は、日本の有給休暇消化率が低い原因や、休みを取得しない理由を調査していきます

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日本の有給休暇消化率はどのくらい?

忙しく仕事をしている男性会社員

忙しく仕事をしている男性会社員

総合旅行サイト『エクスペディア・ジャパン』の『有給休暇国際比較調査2017』では、世界の有給休暇消化率の調査を行いました。

世界30カ国の18歳以上の有職者男女計15,081名が対象です。

その結果、日本は30カ国中、なんと

2年連続最下位

を記録しているのです。

ブラジル、フランス、スペイン、オーストリアなどが有給休暇消化率100%である一方、

日本の有給休暇消化率は約50%

しかありません。

さらに、日本の有給休暇取得日数は1年間に最大20日ですが、有給休暇消化率100%のブラジル、フランス、スペインなどは30日も取得しているのが現状なのです。

 

日本の有給休暇消化率が低い原因とは?

日本の有給休暇消化率が低い原因として挙げられるのは、日本人の

  • 真面目さ
  • 周りの空気を読む

といった特徴です。

『有給休暇国際比較調査2017』の『有休取得に罪悪感を感じる人の割合』によると、スペインが18%、メキシコやイタリアでは19%の人が罪悪感を感じています。

一方、日本人は63%もの人が罪悪感を感じているのです。

日本人は休暇中でもメールのチェックをする!?

日本人の真面目さを表す調査結果として、

休暇中でも一日中、仕事のメールを見てしまう人の割合

もあります。

その結果、日本人の22%の人が一日中、仕事のメールをチェックしてしまうのです。

休暇中も仕事をしていないと、周りからどのように思われるのか気になってしまうのでしょう。

 

日本人が休みを取得しない理由

日本人はその真面目さや周りの空気を読んでしまうことから、外国と比べて有給休暇消化率は低くなっています。

では、休みを取得しない具体的な理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

日本人が休みを取得しない理由1 緊急時のためにとっておく

海外では有給休暇とは別に『病気休暇』という

賃金や仕事を失うことなく取ることができる休暇

がメジャーです。

しかし、日本ではこの休暇を取り入れている企業は少なく、多くの企業では病気で仕事を休む場合は有給休暇を使って休むしかありません。

なので、休みを取得しない理由として『緊急時のために取っておく』というのも仕方がないところでしょう。

日本人が休みを取得しない理由2 人手不足

人手が不足し、少ない人数で残業を含め、長時間労働をしなければならない業種では、一人でも休んでしまうと営業ができなくなってしまう可能性があります。

そのため、簡単に休みを取ることができません。

日本は過労で命を落とす人の多い国なので、これは早急に改善する必要がありますね。

日本人が休みを取得しない理由3 職場の同僚が休んでいない

さほど人手が不足していなくても、

同僚が休んでいないから自分も休んではいけない

と思う日本人は多いでしょう。

やはり日本人には、周りの空気を読んでしまう人が多いんですね。

 

日本と世界の有給休暇・労働時間に対する取り組みの違い

今までは日本人の気質から有給休暇消化率の低さについてお伝えしてきましたが、日本と世界では労働時間に対する取り組み方に違いはあるのでしょうか?

日本の有給休暇と労働時間

日本の有給休暇は6カ月以上継続して勤務し、労働日の8割以上出勤した時に、10日の有給休暇が与えられます。

そして、労働時間は労働基準法第32条によって決められている

1日8時間

1週間に40時間

となっています。

フランスの有給休暇と労働時間

では、有給休暇消化率100%の国の場合はどうなっているのでしょうか?

たとえばフランスの場合、

10日以上継続して勤務すると、1カ月につき2.5日の有給休暇

が与えられます。

日本では半年以上で10日ですが、フランスの場合は半年で15日、1年で30日も有給休暇が取得できるんですね。

さらに、フランスでは『バカンス』といって数週間の休みをまとめて取ります。

とくに8月は、旅行に出かける家族が多く、お店やレストランだけでなく、不動産会社や銀行なども休みです。

さらにフランスの労働時間は法律によって

週35時間、年1607時間を超えてはならない

とされています。

もちろん会社の規模や業種によっては、これらの時間を超えて労働できるのでしょう。

それにしても、残業を前提としている日本の働き方とは大きな違いです。

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まとめ

総合旅行サイト『エクスペディア・ジャパン』による『有給休暇国際比較調査2017』では、

日本は30カ国中2年連続最下位の有給休暇消化率

となってしまいました。

その原因としては、日本人の真面目で周りの空気を読むといった気質が挙げられます。

そして、休みを取得しない理由は

  • 緊急時のためにとっておく
  • 人手不足
  • 職場の同僚が休んでいない

といったものです。

休みがとりにくい労働環境をよく表していると言えるでしょう。

これらのことから、日本の有給休暇消化率の低さによって日本人の勤勉さがよく分かりますが、過労によって命を落とす人が多いのも日本の特徴です。

有給休暇消化率の低い日本と、有給休暇と労働時間を100%消化しているフランスの有給休暇を比較すると、大きな違いに驚かされます。

休みの多いフランスを含めた北欧諸国でも、生産性は日本より高いのです。

日本でも過労で命を落とす人が増えないよう労働環境が改善されることを願うばかりです。

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