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生活保護の生活扶助とは?2018年10月から支給額が減額される理由

国が国民の生活を守るための制度として、生活保護というものがあります。

言葉を耳にしたことはあっても、実際のところ、生活保護がどういうものなのかは知っていますか?

生活保護とは、

資産がなくて、働いても十分な収入を得ることができない

という人を対象に

最低限度の生活

を国が保障する制度なんです。

この”保障”とは、国からお金が支給されることなんですよね。

その生活保護の中に生活扶助があり、

2018年10月から生活扶助の支給額が減額される

ことになったのです。

この減額の理由とは、一体なんだったのでしょうか。

 

今回は、生活保護の生活扶助とは一体何なのか。

2018年10月から支給額が減額される理由について調べていきます。

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生活保護の生活扶助とは?

生活保護に抱くイメージって、あまりよくない人が多いですよね。

働いていない人が、生活保護をもらって遊んで暮らしてる

と思っている人も多いようです。

まずは、生活保護とは、どんなものなのかを知っておきましょう。

 

生活保護という制度は、

資産や収入がなく、自分のできることをすべてやりつくしても生活が苦しい

という人に対して

その生活の苦しさの程度によって、必要な保護を行う

というものです。

 

一度、生活保護を受けた人の生活を一生面倒をみるものではなく、

『自立してもらえるように助けていく』

という制度なんですよ。

この生活保護の中に生活扶助(せいかつふじょ)というものがあります。

生活扶助とは、生活保護制度の基本となる扶助で、

  • 一般生活費である食料費
  • 被服費
  • 燃料費
  • 水道料
  • 家具什器費

のことです。

生活していく中で、毎日必ず必要とするものばかりで、生活費という感じですね。

生活保護の内容は、

5年に1度見直し

をしているんです。

その見直しで、今回生活扶助の支給額が減額されることとなったんですね。

しかし、生活の基本となるところに関わる大事なお金がなぜ減額されるのか?

とても気になりますよね。

次に支給額が減額される理由を調べていきます。

 

2018年10月から支給額が減額される理由は?

2018年10月から、生活保護の生活扶助の支給額が減額される理由とは一体何なのでしょうか。

生活保護の受給世帯のうち

  • 26%は支給額が増額
  • 67%は支給額が減額

となるということで

  • 都市部の単身高齢者世帯
  • 子どもがいる世帯

への影響が大きいとされているのです。

  • 65歳以上の単身世帯では76%
  • 子どもがいる世帯で43%

と引き下げられるため、生活が苦しくなる受給者が多くなりますね。

 

なぜ国民を苦しめるようなことをするのでしょうか?

 

そこには、

日本の未来

を見据えた考えがあったのです。

現在日本は、

超高齢化社会

が問題になっています。

超高齢化社会とは、

65歳以上の人口の割合が、全人口の21%を占めている社会

のこと。

 

日本の高齢化は、今後も進んでいくと考えられていて、そのことによって

働ける若者よりも介護しなくてはならない高齢者が増える

ということになっていくんですね。

そうした中で、

国の借金が、どんどんどんどんと膨らんでいく

ということなんです。

 

これは国にとって、大きな問題です。

 

しかし、生活保護の支給額を減額することについても、国に関わる大きな問題を抱えているんです。

そもそも、生活保護は

健康で文化的な最低限度の生活を保障する

というものです。

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しかし、実際は減額される前の支給額でも、

  • 冠婚葬祭に参列できない
  • 食事を減らして節約する
  • 真夏でもエアコンをつけずに節電する

という生活を送っている人が、多くいるのが実態なんですね。

このような状況の中、支給額が減額となれば

寒かったり暑かったりする中で食べ物も我慢しなくてはならない

ということになり、健康で文化的な最低限度の生活を送ることができなくなる可能性が高いのです。

本当に生活に困っている人の為の生活保護なのです。

この制度の基準は、しっかりと守っていく必要があると思います。

 

しかし、その中で

”不正受給”

している人もいるということがあるんですよね。

個人的には、生活保護の支給額の調整をする前に、

  • 不正受給を徹底的に根絶する調査や審査の仕方を再検討すること
  • 受給者の自立の為のサポートを再検討すること

など、人に対する取り組みを強化することの方が大事なのでは?と思う次第です。

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まとめ

今回は、生活保護の生活扶助とは一体何なのか?

2018年10月から支給額が減額される理由について調べました。

 

生活保護の生活扶助とは、

  • 一般生活費である食料費
  • 被服費
  • 燃料費
  • 水道料
  • 家具什器費

などのいわゆる生活費。

 

2018年10月から支給額が減額される理由は、

超高齢化社会が進む日本の国の借金が膨らむ一方だから

だと考えられます。

 

しかし、生活保護の支給額を減額することで国の借金がなくなるわけではなく、

受給者が健康で文化的な最低限度の生活ができなくなる可能性

が、とても高いことが心配なところです。

減額をする前に、不正受給への対応や、受給者の自立のサポートに、力をいれる方が大事なのではないかと思います。

今後も、生活保護は減額されることが想定されているので、受給者の声や生活をきちんと見て聞きながら対応していく必要がありますね。

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