平昌五輪で、前人未到の五輪2連覇を成し遂げた、
フィギュアスケーター羽生結弦選手
彼のあの活躍は、まだ記憶に新しいですよね。
そんな羽生結弦選手が2018-2019シーズンの初戦として、グランプリシリーズ・フィンランド大会に出場します。
そして、今シーズンから、
ショート・フリーの使用曲が変更になる
と公表されました。
では、羽生結弦選手の2018-2019シーズンで用いる、ショート・フリーの使用曲とはどんな楽曲なのでしょうか。
さっそく、本記事で調査し、まとめていきたいと思います。
羽生結弦のショートプログラム使用曲

羽生結弦
羽生結弦選手といえば、やはり陰陽師のイメージが強いのではないでしょうか。
ここ数年で、度々『陰陽師』のBGMをフリーで使っていたので、そのイメージがどうしても残ってしまうんですよね。
しかし、ショートに関しては、意外と様々な楽曲を使っています。
では、2018-2019シーズンにおいて、羽生結弦選手はどんな楽曲を使用するのでしょうか?
調べてみると、
ラウル・ディ・ブラシオさんの楽曲『秋によせて』
に決まったと判明しました。
ラウル・ディ・ブラシオとは?
ラウル・ディ・ブラシオさんは、南米・アルゼンチン生まれの音楽家(ピアニスト)。
6歳の頃からピアノやラテン音楽(ボサノヴァ・タンゴなど)に関心を持つほか、ビートルズの影響を受けロックバンドを結成したことも…

ビートルズ
幅広く様々な音楽に嗜んできた音楽家で、チリ・マイアミ(アメリカ)などに拠点をおいてこれまで音楽活動しています。
そのため、日本では馴染みが薄いかもしれませんが、海外では有名な音楽家として知られています。
そんなラウル・ディ・ブラシオさんが手がけた
『秋によせて』
という楽曲は、悲壮感漂う、大人だからこそ心に響くバラード楽曲。
とくにフィギュアスケートでは、使用曲として用いられるケースが多く、これまでも、
- 村主章枝
- 浅田真央
などが使用してきました。

浅田真央
正直、羽生結弦選手の使用曲というと、どうしても陰陽師の印象が強すぎて、悲恋なタイプのバラード曲という印象はありません。
ただ、過去を振り返ってみると、
- 2014-15シーズン:ショパン 『バラード第1番ト短調』
- 2015-16シーズン:ショパン 『バラード第1番ト短調』
- 2011-12シーズン:マキシム 練習曲第12番 嬰ニ短調『悲愴』
といったように、悲壮感漂うピアノ楽曲を使用しています。
その為、印象に薄い悲壮感漂うバラード曲を使ったとしても、羽生結弦選手の演技にうまく取り込んでくれることでしょう。
表現力の高い、羽生結弦選手だからこそ魅せられる、レベルの高い演技に期待したいものです。
羽生結弦のフリー使用曲

羽生結弦
冒頭でもお話したとおり、羽生結弦選手のフリー使用曲といえば、やはり『陰陽師』のBGMですよね。
どうしても、フィギュアスケートの使用曲というと、クラシックという印象を受けがち。
その中で、『陰陽師』を使用するという斬新さが、羽生結弦選手らしさですよね。
フリー使用曲は原点回帰を誓った楽曲
さて、羽生結弦選手は、フリーでの使用曲に、これまでの『陰陽師』ではなく、
エドウィン・マートン 『Origin(オリジン)』
を選びました。
ちなみに、この『Origin(オリジン)』という楽曲は、羽生結弦選手のために、原曲
『ニジンスキーに捧ぐ』
をアレンジしたものなんだそうです。
そしてこの楽曲は、フィギュアスケート界の皇帝・プルシェンコさんが、現役時代使用していた楽曲…

プルシェンコ
羽生結弦選手にとって、プルシェンコさんは、憧れの存在で、フィギュアを始める原点ともいうべき選手だったそうです。
そして、2018-2019年シーズンは原点回帰を誓い、あえてこの楽曲を使おうと決めたそうです。
それだけ今シーズンは気合の入れ方が、まるで違うと言えそうですね。
果たして、どんな演技を見せてくれるのか…
羽生結弦選手の原点回帰となるフリーの演技に大注目です。
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2018-2019シーズンは羽生結弦の集大成?

羽生結弦
オリンピック2連覇を成し遂げ、まだまだ現役として続けていく、体力も技術も持ち合わせている羽生結弦選手が、
と、筆者も考えています。
しかし今回、わざわざ、『Origin(オリジン)』をフリーに使うというのは、ただならぬものを感じざるを得ません。
それも、『ニジンスキーに捧ぐ』という原曲を、わざわざアレンジしてまで、今回のプログラムに組み込むとは、よほどのことです。
では、なぜ羽生結弦選手は、あえて『Origin(オリジン)』を使用することにしたのか?
それは、
- 幼少の頃から強い憧れを持っていた、プルシェンコさんが使用した楽曲だから
- 自身にとっての原点回帰という意味を込めて
といった、
羽生結弦選手なりの強いこだわりの表れ
で、その分、今シーズンにかける想いが伺えます。
これには、ある意味今シーズンが、彼にとってのターニングポイントとなるのでは無いかとさえ、思えてならないのです。
羽生結弦選手は、オリンピックで前人未到の2連覇を成し遂げています。
そして、彼の中で、残すは4回転アクセルへのこだわりのみ…。
今シーズン、4回転アクセルへの思いをぶつけ、それを集大成として現役引退するかもしれない…。
あえて、羽生結弦選手が、エドウィン・マートン氏の『Origin(オリジン)』をフリーの使用曲に持ってきたのもその気持ちが表れているのではないか。
そのように思えてしまうのです。
もちろん、老婆心といえばそれまでかもしれません。
しかし、いずれにしても今後を占う上での、大きなターニングポイントとなるでしょう。
それだけ、気合の入ったシーズンとなることは間違いありませんし、

そう強く思う次第です。
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まとめ
羽生結弦選手の2018-2019シーズンの使用曲は、
- ショート:ラウル・ディ・ブラシオさんの楽曲『秋によせて』
- フリー:エドウィン・マートン 『Origin(オリジン)』
の2曲に決まりました。
と勝手に思い込んでいただけに、まさか、プルシェンコさんが使っていた楽曲を使うとは驚きです。
もちろん、羽生結弦選手用にアレンジされていますが、
原点回帰
を誓う気持ちの表れが強く伺えます。
もしかしたら、
今後の羽生結弦選手の行く末を占うターニングポイント
となるかもしれないだけに、今後の大会で素晴らしい演技を期待したいものですね。
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