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漫画の中国人キャラクターの語尾がアルなのはなぜ?理由や由来を調査

語尾 アル 理由

漫画に出てくるキャラクターには、個性を持たせるために、

『語尾に何かをつける』

ことがありますよね?

 

様々な語尾が存在していますが、その中でも、

『アル』

をつけているキャラクターがいると思います。

主に、中国人キャラクターに多いですね。

 

ですが、ここで疑問に思うこととして、

なぜ、語尾がアルなのか

ということがあります。

 

そこで、今回は、

『中国人キャラクターの語尾が、アルになった理由』

について、紹介していきます。

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なぜ、中国キャラが『アル』をつけるのか?

中国人キャラクターが、何かを話すとき語尾にアルをつけるのは、

『日本人が関係している』

と言われています。

 

起源は確かではありませんが、昔、日本人が統治していた、

『満州国』

というものがあったことを知っているでしょうか?

朝鮮半島で、日本が国家を作ろうとしていたものです。

 

このとき、満州国内では、

中国人と日本人が、上手く会話できない

という問題が起こっていました。

 

特に、中国人にとって、

『日本語の使い方は難しい』

と言われていたのです。

このときに出てきたのが、アルという言葉です。

 

満州国では、アルという言葉が、

『協和語』

というもので使われていたと言います。

ようするに、日本語を簡易的に直した言葉ということです。

 

例えば、1人ですという言葉は、

『一人アル』

というように、です・ますの代わりに使われることが多かったようですね。

 

他にも、

  • わかります=わかるアル
  • 出来ます=出来るアル
  • 食べたいです=食べたいアル

などがあります。

 

『アル』が漫画や小説に使われている理由

語尾 アル 漫画・小説

アルという言葉の起源について、紹介しました。

実際に使っている人が、現在ではほとんどいないため、

『漫画の世界でだけ使われている』

と思っていた人も、多いのではないでしょうか?

 

現代では、中国の人と会話をしても、

『語尾にアルをつける人はいない』

ことがほとんどですが、たまにアルをつけている人もいるようです。

空想ではなく、実際の話を使っていたということですね。

 

ですが、今ではほとんど話されなくなったにも関わらず、

漫画では、未だに使われているのか

については、様々な意見があるでしょう。

キャラが立つから

アルという語尾は、漫画や小説ではお馴染みで、使っているキャラクターが、

中国人キャラクターと、すぐにわかる

という利点があります。

 

そして、その印象が定着すれば、

『キャラが立つ』

ことになるのです。

 

漫画において、キャラが立つということは、

人気になるための要素

にもなります。

連想しやすいキャラは、何かしらの特徴を持っているのです。

 

アルが語尾についていると、

  • 中国拳法を使うのか
  • 好物は、中華料理なのか
  • 服は、チャイナ服が多くなるのか
  • それなりに強いキャラなのか

など、主に中国寄りの印象がつきやすくなります。

 

中国は、主に、

『四千年の歴史』

と表現され、武術が強く、秘伝の技や修行があると思われがちです。

 

この印象を利用するために、アルをつけるキャラクターは、

『バトル漫画』

に多く出てくる傾向があります。

そして、やはり強いことが多いです。

 

つまり、

語尾にアルがつく=強い

というキャラ付けができ、キャラが立つということになるのですね。

女性キャラクターにつけると、かわいく見える

漫画のキャラクターで、

『女性キャラに、アルを使わせる』

ことも多いです。

 

なぜかと言えば、

アルをつけたほうが、かわいく見える

からです。

 

普通に話す女性キャラも、特徴があれば人気が出ますが、

『アルを使わせたほうが、手っ取り早くかわいいと思わせられる』

ことが多く、実際に人気が出ています。

 

代表的な女性キャラクターで言えば、

  • 銀魂 『神楽』
  • らんま2/1 『シャンプー』

などがいます。

その他の要因もありますが、語尾にアルをつける女性キャラクターは人気が出やすいです。

 

これからも、漫画で語尾にアルをつける習慣は続いていく

アルという語尾は、日常会話では使われませんが、

『漫画では、これからも使われていく言葉』

になるでしょう。

 

やはり、どんなキャラクターなのかを印象つけるには便利な言葉であり、何より、

漫画や小説の文化に、深く浸透している

ものでもあります。

 

ほとんど使わないにも限らず、誰もが意味を知っている言葉というのも珍しいですが、

『これからも愛すべき語尾』

として、様々な場所で使われていくことが予想されます。

漫画家や小説家を生業にしている人は、アルという語尾に感謝しなければなりませんね。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『アルという語尾は、実際に使われていた言葉が元になっている』

ということが言えるでしょう。

 

昔は使われていた言葉が、今では使われていないという話は、大なり小なり起きていることでもあります。

 

ですが、今回のアルのように、

日常会話では使われなくても、漫画や小説では普通に使われている

ことも、よくある話なのです。

 

アルがあったればこそ、キャラが立った漫画や小説も多いと思うので、

『アルを使い続けて欲しい』

と願っている人もいるでしょう。

これからも、愛すべき語尾として、活躍していって欲しいですね。

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