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なつぞら(2019前期NHK朝ドラ)の原作やモデルは?脚本をチェック

NHK朝ドラ100作目!

広瀬すずさん主演の『なつぞら』。

物語前半は、北海道を舞台に、ストーリーが展開されています。

主人公・奥原なつの幼少期を演じる子役・粟野咲莉さんの演技力高く、早くも『泣ける』という視聴者も…。

それだけに、2019年前期NHK朝ドラ『なつぞら』の今後のストーリーや、原作・モデル・脚本が、とても気になりますよね。

そこで、2019年前期NHK朝ドラ『なつぞら』の原作やモデル、脚本を調査し、まとめていきます。

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NHK朝ドラ『なつぞら』

カップヌードルを発案した、日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)さんと、妻・仁子(まさこ)さんをモデルとして描いた朝ドラ『まんぷく』。

このNHK朝ドラ『まんぷく』が最終回を迎え、2019年春のNHK朝ドラ100作目となる『なつぞら』が放送スタートとなりました。

舞台は、北海道(十勝)の大農園を営む柴田一家。

柴田牧場の主である柴田泰樹(役:草刈正雄)は、戦後の北海道で牧場・農場を切り開き、生きてきた開拓者。

ちょっと強情なところもあり、怖い存在でもあります。

一方、泰樹の娘・富士子(役:松嶋菜々子)と結婚し、婿養子に入った夫・剛男(役:藤木直人)。

彼は、戦友の子供だったなつを引き取り、戦地から無事、柴田牧場へ帰郷しました。

しかし、なつを見た柴田一家は、厄介者扱いしてしまいます。

まだ幼いのに、泰樹の

『働かざる者食うべからず』

の考えに従い、柴田牧場で働くことに…

1週目後半では、その数日間の働きに、泰樹もなつのことを認めはじめ、ようやく家族の一員として暮らしはじめていくわけです。

と、ざっくり1週目のストーリーを先にネタバレしてみましたが、ここまでは、北海道の農場を舞台にしたアットホームな物語という印象…

アニメで例えるなら『銀の匙 Silver Spoon』をも彷彿するような、暖かささえ感じます。

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しかし、この『なつぞら』は、あくまで、

アニメーターを目指し東京で頑張る奥原なつの物語

を描いていくドラマです。

間違っても牧場物語ではありません。

 

博多華丸さんのピンチヒッターでNHK『あさイチ!』のMCを務めたケンドーコバヤシさんも、

「1年かけてなっちゃん(奥原なつ)が牛と仲良くなるドラマですかね」

と朝ドラをボケに使い、すかさず博多大吉さんから、

「多分アニメを作っていくドラマ。牛と仲良くなるのは多分来週で終わると思う」

と突っ込まれてしまう一面もありました。

これには、思わず筆者も笑ってしまいました。

そもそも半年間、牧場物語だけでは続かないでしょう。

牧場シーンは序章に過ぎないのです。

しかし、牧場物語が半年続くと錯覚してしまうほど、ストーリー展開が美しく、つい見入ってしまいますね。

実際に、なつの境遇に泣いてしまっている人もいるようですし、感情移入もしやすく、楽しみなドラマです。

 

NHK朝ドラ『なつぞら』の原作・脚本は?

さて、2019年前期に放送予定の、NHK朝ドラ『なつぞら』ですが、

この作品に原作は存在していません。

  • 石原さとみ主演・NHK朝ドラ『てるてる家族』
  • 中村雅俊主演・ドラマ『夜逃げ屋本舗』
  • 佐藤浩市主演・ドラマ『クライマーズ・ハイ』(映画版は別)

の脚本を手がけた、

脚本家・大森寿美男さんの完全オリジナルストーリー

として、『なつぞら』は描かれます。

目まぐるしい展開が印象的で、

リアリティな部分とコミカルな部分を巧みに使い分ける脚本家

というイメージです。

きっと、アニメ業界の話の中にも、リアリティやコミカルな要素が、たくさん入り混じっていくことでしょう。

実際に、第2週では、なつが離れ離れとなってしまった兄や妹たちを恋しくなり、新発田牧場を飛び出してしまうシーンが描かれています。

このシーンで見せた奥原なつの感情は、一見静かなように見えましたが、その中にも喜怒哀楽が見られ、目まぐるしい展開が特徴的…

こういった心情の描き方も、大森寿美男さんの得意とする脚本の描き方なのでしょう。

 

NHK朝ドラ『なつぞら』のモデルは?

広瀬すずさんが主演を務める、2019年前期のNHK朝ドラ『なつぞら』は、完全オリジナルストーリーのドラマ。

当然、原作はありません。

なので、モデルに関しても公表されていません。

モデルは、アニメーター・奥山玲子?

ただ、ヒロインの名前が『奥原なつ』が、

アニメーター・奥山玲子さん

に似ていることもあり、

「彼女をモデルにしているのでは?」

という声も多いですね。

実際に、NHK朝ドラ『なつぞら』は、戦後の北海道を舞台に、日本のアニメ草創期に生きたヒロイン・奥原なつの半生を描いたドラマです。

そのドラマ設定を踏まえて考えても、アニメーター・奥山玲子さんがモデルで、まず間違いないでしょう。

では、奥山玲子さんがどんな女性なのか、彼女の経歴を見ていきましょう。

奥山玲子の経歴

奥山玲子さんは、1930年10月26日、宮城県仙台市生まれ。

もともと、アニメには関心の無かった奥山さん。

しかし、東北大学教育学部入学後、家出同然で上京したことを機に、いろいろ転機を迎えます。

奥山玲子とアニメの接点

上京後、まずはデザイン会社に入社するも、男勝りな性格が仇となったのか、仕事がうまくいかずに退社…

仕方なく、叔父のコネを使い東映動画へ入社するのですが、彼女自身、

動画ではなく童画と誤解していたみたい…

その後に、

『児童に提供する絵を売りにする会社』

ではなく、

『映像を制作する会社』

と知り、愕然とするのですが、それでも積極的に仕事を勝ち取る仕事ぶり…

アニメ映画『白蛇伝(1958)』で動画を担当すると、以降、数々の作品で、動画・原画を手がけ、

『女性アニメーターのリーター的存在』

として、手腕を発揮し続けていました。

さらに、組合組織にも積極的に活動し、今でいう働き方改革にも尽力していたそうです。

彼女の代表作を見ていくと、多くの世代の人達の馴染みのある作品も多く、

  • じゃりン子チエ(1981):原画
  • 名犬ジョリィ(1981-1982):原画(32話・38話)

といった作品も手がけていることが分かります。

男性社会が進むアニメーター業界

どうしても、日本のアニメーターというと、スタジオジブリの

  • 宮崎駿
  • 高畑勲

をはじめ、

  • 攻殻機動隊シリーズ
  • スカイ・クロラ

などを生み出した押井守さん。

そして、新世紀エヴァンゲリオンの生みの親、庵野秀明さん

など、男性のアニメーター(監督)ばかりが思い浮かび、女性のアニメーターは、思い浮かぶことがありません。

もちろん、全くいないわけではありません。

しかし、ほとんど男社会という印象です…

そんなアニメ業界で、他の男性アニメーターに負けること無く、奥山さんは次々と仕事を勝ち取ってきたわけです。

編集者・大橋鎭子にも相通じるたくましさ…

タイプは全く違いますが、ある意味、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』のモデルで、『暮しの手帖』創刊に携わった、編集者・大橋鎭子さんに似ています。

大橋鎭子さんも、男勝りではなかったものの、一家の大黒柱となり、家族を支え続けてきた女性です。

当時、女性が社会で活躍するのが難しかった時代。

天才編集者・花森安治さんとコンビを組みながら、会社社長として雑誌編集に携わりました。

そのたくましさという点では、奥山玲子さんと共通しているのではないでしょうか。

そんな奥山さんも、2007年5月6日、肺炎でお亡くなりになっています。

女性らしく、たくましく…

アニメだけでなく、カラフルな洋服を職場に着ていったファッション通でも有名だった奥山さん。

女性としても魅力的な人だったらしく、東映動画在籍中、同僚の小田部羊一さんと結婚。

その後、小田部さんのもと、アニメ映画『じゃりン子チエ』の原画を手がけています。

彼女が亡くなるまで、二人はおしどり夫婦としても有名だったそうですよ。

奥山玲子はアニメ業界のジャンヌ・ダルク?

まさに、宮崎駿監督たちにも負けず劣らずの、

アニメーター業界にとっての、ジャンヌ・ダルク

というべき女性に見えます。

彼女自身、宮崎駿監督のように、映画監督として名を馳せているわけでもなく、世間に対する知名度はそれほど高くはありません。

ただ、アニメ業界では欠かすことの出来ない、貴重な女性であったことに違いはありません。

はたして、奥山玲子さんをモデルに、広瀬すずさんが、どんなアニメーターを演じてくれるのか…

また、同じくアニメーターとして、

  • 貫地谷しほり
  • 染谷将太
  • 渡辺麻友

も出演します。果たして、彼女らが演技の中でとはいえ、どんなアニメを完成させてくれるのかも楽しみにしながら、今後のストーリーを見ていきたい…

そう感じた次第です。

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まとめ

2019年前期のNHK朝ドラ『なつぞら』は、これまでに無かったアニメ業界の舞台裏を描いたドラマです。

とはいえ、ただアニメ業界の舞台裏を描くだけではありません。

女性アニメーターのリーダーとして活躍した、奥山玲子さんの半生

をモデルに描かれます。

牧場に引き取られた戦争孤児・奥原なつが、全くアニメに感心なかったにもかかわらず、ひょんなことからアニメに興味を持ちアニメ業界に携わっていく…

その姿は、ある種、モデルとなる奥山さんの経歴にも似ていますが、

原作はありません。

脚本家・大森寿美男さんの、完全オリジナルストーリーとして描かれます。

果たしてどんなドラマとして展開されるのか、今後も放送が楽しみですね。

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