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犬神家の一族のスケキヨの正体とは?マスクを被る理由をチェック

財閥・犬神佐兵衛の亡き後、その当主の座を受け継ぐのは、長女・松子の息子である犬神佐清(スケキヨ)である…

しかし、スケキヨは、戦地で顔を焼かれ、顔を失くしたことにより、本人であることを証明することができません。

 

また、マスク姿であるために、不気味な存在で、

別人ではないか?

と犬神家の人に疑われてしまう有様…

 

では、スケキヨがマスクをしている理由とは何なのか?

また、事件のキーマンともなるスケキヨの正体は…

この記事では、その真相を解き明かし、まとめていきます。

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犬神家の一族スケキヨがマスクをしている理由

ミステリーの名作『犬神家の一族』に登場するスケキヨこと犬神佐清。

顔が、白のゴムマスクで覆われた不気味な人物です。

 

ミステリー作品の一つの演出として、謎をはらんだ人物を登場させることは、大きな魅力となります。

でも、なぜマスク姿で登場するのか…

読者(視聴者)としては、首をかしげたくなります。

 

しかし、明確な理由があり、マスクをしないと、周囲を怖がらせてしまう恐れがありました。

スケキヨ(佐清)がマスクを被る本当の理由

それは、

ビルマ戦線に立ち、その際、顔に大やけどの怪我を負ってしまったため、素顔を晒すと、あまりにも醜くなってしまう

という理由でした。

実際に作品中で、覆面を取るように促されるシーンがありますが、その姿は不気味で、周囲もぎょっとしてしまうほど。

きっと、全てを見せてしまったら、恐怖で食事も喉を通さなかったことでしょう。

マスクの裏にはおぞましい姿

美少年だったスケキヨの顔は、鼻は無く、赤黒い肉がむき出しの、おぞましい形でした。

たとえ戦争によって、顔面を焼かれたとしても、美少年から醜い姿になるなんて、きっと耐え難いことです。

母である松子は、そんなスケキヨの心を救うべく、マスクを着けさせ、自宅の鏡も処分しています。

犬神家の人々に疑われるスケキヨの身柄

マスクを脱がせようとした事の発端は、

遺言書を公開する上で、スケキヨが本物かどうか疑念を持つ者が多かったこと

にありました。

 

顧問弁護士(古館)も、

「彼が本物かどうか確認するために顔を拝見したい」

と問い、そのことに我慢ならなかったのか、松子が、

「佐清(スケキヨ)、その仮面半分めくっておやり!」

と、スケキヨに仮面をめくるよう指示したのです。

スケキヨにとっては、自分が偽物と言われ、その上、醜態まで晒さなければならなくなり、屈辱的なことと言えます。

 

スケキヨに手形を押させなかった理由

スケキヨが偽物ではないか?

と、犬神家の人々だけでなく、恋仲にあったはずの珠世までも疑っていました。

そこで、スケキヨが戦地に行く前に、手形を押した巻物を手にし、指紋を比べて本物かどうか検証しようと提案されます。

しかし、これをスケキヨの母・松子は、拒否します。

 

「佐清(スケキヨ)を罪人扱いは許せない」

と、拒む松子の様子は奇妙に見えましたが、もしかしたら、松子自身が、

佐清が別の人物と入れ替わっている

ことを察知していたのか?

 

でも松子は、最後まで

別の人物が佐清になりすましている

とは想像もしていませんでした。

本当に、戦争で顔を焼かれたと思い込んでいたのです。

それは、スケキヨがマスクをしている理由のくだりでも、わかります。

そして、スケキヨが犬神家の人々に、『別人』と疑われたことに憤りを持っていました。

だから、最初は手形を押させることに反対したのです。

 

ただ、手形を押して、

『身の潔白をしたほうがスケキヨのためになる』

と判断して、後に手形を押させます。

 

ネタバレとしては、スケキヨは度々、青沼静馬という人物と入れ替わっています。

そのことで、手形の指紋も一致してしまったのです。

スケキヨと静馬の存在が、事件を複雑にしてしまったのは、言うまでもない話ですね。

 

スケキヨ(佐清)の正体

マスクに覆われた犬神佐清(スケキヨ)の正体が不明であるため、事件が複雑になっていきます。

これまで何度もお話してきたことです。

では、スケキヨ(佐清)の正体は、何者だったのでしょうか?

スケキヨの正体・青沼静馬との関係

スケキヨの正体は、

犬神佐兵衛の愛人(妾)だった青沼菊乃の息子・青沼静馬

でした。

 

スケキヨは、戦地では部隊の隊長を務めていました。

そして、

静馬は偶然にもスケキヨの部隊の隊員

だったのです。

 

話としては、『スケキヨは顔を焼かれた』とされていましたが、

実は、顔を焼かれたのは静馬…

スケキヨは、自身の部隊を全滅させてしまい、その責任に苛まれ、姿をくらましていたのです。

そして先に静馬が、スケキヨになりすまして、松子をはじめ、犬神家を騙していたわけです。

その後、スケキヨは犬神家に戻りますが、その際に松子の犯行を目撃し、静馬にそのことで脅され、度々入れ替わっていたのです。

 

もし、松子が遺産相続のために犯行をしていなかったら…

静馬がスケキヨになりすまして登場していなかったら…

 

こんな複雑な事件にはならなかったでしょうね。

青沼静馬がスケキヨになりすました理由

そもそも青沼は、犬神家当主だった犬神佐兵衛と女工・青沼菊乃の隠し子でした。

青沼菊乃は、佐兵衛から家宝となる斧・琴・菊を譲り受けていました。

しかし、それに不満を顕にした松子たちが、菊乃を徹底的にいじめてしまいます。

静馬は、その復讐を真っ先に考えていたのでしょう。

その上で、再び地位と名誉を得られることは、願ってもないチャンスです。

松子の犯行を機に、スケキヨを脅して偽装工作していたのです。

静馬の策略を金田一が暴くが…

最終的には、金田一耕助に真相をすべて暴かれてしまうので、どんなに偽装工作をしても無駄といえるのかもしれません。

ただ、静馬の目的は復讐でしたし、その願いは達成できているのですから、本望と言えるかもしれません。

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まとめ

ゴムマスクで顔を覆い、素性が分からない犬神佐清(スケキヨ)は、事件を撹乱していく不可解な人物。

佐武・佐智の命を奪ったあと、スケキヨまでも命を奪われてしまいますが、それは別人物でした。

結局、事件を闇雲に撹乱しているようにさえ感じます。

 

スケキヨになりすましていたのは、戦地で顔を焼かれてしまった青沼静馬…

そして、静馬の最大の目的は、

松子・竹子・梅子に対する復讐

でした。

 

ただし、今回の事件の真犯人は松子であり、そのことを知られた静馬に脅される形で、度々スケキヨと入れ替わり、事件を撹乱していたのです。

以上が、犬神家の一族における最大の謎の真相です。

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