雑学

エスカレーターで歩行はNG?正しい乗り方やルールをチェック!

近年、何かとエスカレーターによる大事故が、ニュースなどで報じられ、非常に危険な乗り方をしていることにも気付かされます。

ただ、その背景には、エスカレーターの正しい乗り方・ルールを知らず、歩行やベビーカーを乗せる人が多いことも、何かと影響している模様。

では、エスカレーターを乗る際には、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。

本記事では、エスカレーターの正しい乗り方・ルールを紹介しながら、歩行禁止の理由やルールに対する考え方をまとめていきます。

ぜひ、エスカレーターを乗る際の参考としてみてください。

スポンサーリンク

エスカレーターの正しい乗り方やルールを紹介

エスカレーター

エスカレーター

『エスカレーターで騒ぐことは危ない』

というのは教わっていますが、その他の乗り方・ルールというものは、特に教えてもらっていませんよね。

周囲の大人たちを見ながら、自然とルール・マナーは身についてきたことが多いように思います。

なので、改めて作法的に、乗り方やルールを聞かれても、明確な回答ができる人は意外と少ないはずです。

では、エスカレーターにはどんな乗り方やルールが存在するのか、改めて見ていきましょう。

エスカレーターでは歩かない

基本的に、地域ルールというか文化的なものはすべて除外して、エスカレーターは、

歩くことが基本禁止

とされています。

そもそもエスカレーターは、構造上、歩くことを前提に作られていません。

そのため、横幅も狭く、ギリギリ二人乗りというのが現状です。

一つ間違えば、他の人にぶつかり、転倒事故を起こす恐れも高いのです。

さらに、勾配も標準的なエスカレーターは30度で設計されていて、階段よりも急であるため、意外とつまづきやすいのです。

そのため、エスカレーターは本来歩くことを禁止としています。

ただ、地域による文化の違いで、

  • 左側を空ける場合
  • 右側を空ける場合
  • 両側に立つ場合

など、違いが生じています。

なので現状、厳密にルール化し、歩行禁止とすることが難しいのです。

エスカレーターで騒がない

これは当たり前のことです。

ただ、意外と出来ていない人も多いので、あらためてお話しておきます。

先程もお話したように、エスカレーターは、一段にギリギリ二人が乗れるように設計されています。

では、そんな狭いところで騒いだらどうなるでしょうか?

当然、誰かとぶつかる恐れが高まり、将棋倒しのように転倒事故が起こる可能性も出てきます。

段差のある階段でさえ、騒ぐのは非常に危険なのに、ステップが連動して動くエスカレーターで騒ぐなんて、もってのほかです。

間違ってもふざけてエスカレーターで騒ぐのは止めましょう。

エスカレーターに乗るときは、必ず手すりを持つ

エスカレーターは、皆さん知っての通り、ステップが連動して動きます。

そのため、足元がふらつきやすく、両手に荷物を持ちながら、乗ったりすると、転倒の恐れが発生してしまいます。

正しくは、

『両脇の手すりを持ち乗ること』

が好ましく、危険防止のルールと位置づけられています。

エスカレーターに乗るときは、くれぐれも安全を考慮して、手すりを持って乗るように心がけましょう。

左右両方に二人ずつ乗る(片方空けしない)

基本的に、歩行禁止を大前提とエスカレーターは設計されています。

なので、効率的に人を移動させるために、

『ステップ一段に対して二人ずつ乗ること』

をルール化しています。

逆を言えば、わざと片方空けすることが禁止というわけ。

ただし、冒頭からお話しているように、東京・大阪・名古屋など、それぞれの地域による文化・価値観の違いもあるので、厳密化されていません。

ルールとしては片方空け禁止ですが、それに拘りすぎると、場合によっては、変なトラブルに巻き込まれる恐れもあるので、注意しましょう。

袖の長い服を来てエスカレーターに乗らない

これは、一つの暗黙の了解として注意喚起されているルール。

袖の長い服などを着てエスカレーターの手すりにつかまることで、ベルトに絡まりやすい場合があるので、極力、袖が長過ぎる服は着ない方が賢明です。

もちろん、その場合も、袖がベルトに絡まないよう気をつけて乗れば問題はありません。

ですが、ちょっとした油断で、ベルトに絡まることはよくあります。

実際に海外のニュースでも、

『エスカレーターに寄りかかり、女性の服がベルトに絡まってしまった』

なんて事故もあるくらいです。

なので、ベルト(手すり)を掴むことを大前提にしているエスカレーターで、袖が長過ぎる服を着て乗るのは、非常に危険だと理解しましょう。

乗り口と降り口付近では立ち止まらない

エスカレーターは、ステップが連動して動いているので、乗り口・降り口付近で立ち止まられたら、衝突の恐れが高まり、転倒事故も起こりやすくなります。

エスカレーターでは転倒事故一つが、将棋倒しのような大惨事になる可能性が高く非常に危険です。

乗り口・降り口で立ち止まるのは絶対にやめましょう。

ベビーカー、カート、車いす禁止

ステップと地面の境目に車輪が挟まる可能性があるため、基本的に、ベビーカーやカート・車椅子は、エスカレーターに乗ることを禁止しています。

実際に、車体がバランスを崩し、転倒してしまったら、それだけで大惨事になりかねません。

特にベビーカーを押すママさんたちが、

『面倒だから』

という理由でベビーカーをエスカレーターに乗せるケースが多く見られます。

本当に、この行為はかなり危険なので、絶対に控えましょう。

エスカレーターの正しい乗り方

以上が、エスカレーターを乗る上で心得たいルールです。

基本的に乗り方としては、極端な袖の長い服を着てエスカレーターに乗るのは控え、いざ乗る際も、手すりにつかまり、歩かず静かに乗るのが鉄則。

そして、カートや車椅子、ベビーカーなど車輪がある乗り物を乗せるのは非常に危険なので止めましょう。

そのことさえ守れば、基本的に事故はそんなに起こらないと言われています。

もちろん、すべての状況下に当てはまるわけではないと思います。(詳しくは後ほどお話します)

あくまで、このルールは一つの目安に過ぎません。

ただ、こういったルールがあると知るだけでも、危険回避の一助となるでしょう。

ぜひ、この機会にエスカレーターのルール・乗り方を理解してくださいね。

 

急に増え始めたエスカレーター歩行禁止キャンペーン

先程もお話したとおり、基本的にエスカレーターは歩行禁止で、左右どちらも空けることなく、手すりにつかまり静かに乗るのが正しい乗り方です。

ただ、これまでは、そのようなルールが厳密化されていたわけでもなく、地域によって、片方空けや両側立ちを、暗黙の了解としている地域もあります。

そんな中、ここ最近になって、急にエスカレーターのマナーや乗り方を注意喚起するようになっていますが、その理由は何なのでしょうか?

実は、エスカレーターの事故が最近増えているらしく、その多くが、エスカレーターで歩く人が多いことが原因となっているようです。

単純にエスカレーターそのものに故障が発生し、事故が発生するならまだしも、理由が乗り手側の問題ですから、注意喚起は必要ですよね。

そこで、歩行禁止と警鐘を鳴らし、事故撲滅を訴えているわけ。

ただ、今までそのようなことがなかったのに、突然、警鐘を鳴らされても多くの人は戸惑いますよね。

だから、いろいろルールそのものが問題視されているのが現状なのです。

 

問題はルールのあり方すら理解しない人たち

エスカレーターでの歩行が、ルールとして正しくないのはもっともな話で、その中で、堂々と違反し、ルールを守る人を小突くのは論外。

しかし問題なのは、ルールを遵守させることにあらず、

『何故ルールが必要なのかを理解すること』

にあると、筆者は考えています。

そもそも、エスカレーターでの歩行禁止が呼びかけられているのも、混雑時に他者とぶつかり転倒してしまう危険を恐れての話ですよね。

それなのに、なぜか歩行禁止を大前提としてルールで縛ることばかり躍起になっている人が多いです。

大切なのはルールがなぜあるかを理解すること

大事なのは、思いやりや譲り合いをすることで、転倒やぶつかりを避け、事故が起こらないようにすることです。

決してルールを厳密化することではないのです。

ただ、ルールを設けないと、結局多くの人たちが自己都合で動いてしまいます。

だからルール化して注意喚起しているに過ぎないのです。

ルールに従ってばかりだったら、それこそ息苦しくなりませんか?

救急車やパトカーでさえも必要に応じてルールを破る…

極端な話、人の生死を争う中、救急車が時速30km制限の道のりを、全く車も通っていない所で、『法令遵守だから』という理由だけで制限速度を守るのか?

また、パトカーが、制限速度を守るためだけに、スピード違反している車や、何かの犯罪をして逃走中の車を追跡することを諦めろとでも言うのか?

もちろん、どんな状況であれ法律違反ですから、周囲の危険や迷惑を考えた上で行動しなければいけません。

ただ、明らかに危険にならない状況下や、目の前の状況を優先させるべき場合は、ルール違反もやむなしと考えても良いのではないでしょうか。

エスカレーターの歩き方の区分け

例えば、駅のホームのように、人によって家路や会社までの道のりを急いでいる人と、ゆっくり移動している人が二極化する場所は、片方空けする。

というのも、急ぐ人とゆっくりな人が混在するケースでは、どうしても、人同士ぶつかりやすい傾向にあります。

とくにエスカレーターは、人同士がぶつかり合い転倒事故がおこり、大惨事になるケースも想定されるので、

『ゆっくりな人は左側』

『急ぐ人は右側』

という風に、片方ずつ使い分けすれば、事故の発生は抑えられるでしょう。

一方、デパートやショッピングセンターなど急ぐ必要のない場所や、誰もが歩くのをためらうような長いエスカレーターは、片方空けの必要はないでしょう。

二人ずつエスカレーターに乗り、歩くことを止めれば、効率的に人を運ぶことができます。

このように、エスカレーターの歩き方一つにおいても、みんながしっかり使い分けしながら、思いやり・譲り合いをすることが一番大切です。

勝手な思い込みによるルールの縛りが一番危険

そのことを履き違え、勝手な思い込みで、他者をルール違反と決めつけ、時に後ろから小突いてみたり、脅してみたりすることが問題なのです。

ルールは、守るために存在するのでは無く、お互いが快適に過ごすための譲り合いの方法に過ぎないことを、まずは理解してください。

そして、その意味すら認識できていない人が多いのが、今の世の中の現状であることを、一人でも多くの人が理解してくれることを願っています。

スポンサーリンク

 

まとめ

エスカレーターの事故増加に伴い、歩行禁止を注意喚起する傾向が見られ、度々エスカレーターの正しい乗り方ルールを訴える動きも出ています。

ただ、一方では、

『ベビーカーや車椅子を乗せてはいけない』

『原則、歩行禁止。静かに乗ること』

『必ず手すりを持つ』

などのルールがある中、ルールそのものが厳密化されていないことや、地域によって考え方が異なっているため、議論も絶えません。

基本的に、ルールに縛られるよりも、ルールが何のためにあるのかを理解し、お互いが譲り合い・思いやり精神で行動すべきです。

時と場合によっては、うまくルールを使い分け、お互い気持ちよくエスカレーターに乗るように心がけてください。

関連記事

-雑学

Copyright© スピカ紀行 , 2019 All Rights Reserved.