言葉の意味・語源・由来

じゃんけんに歴史があった?起源や名前の由来・語源をチェック!

更新日:

じゃんけんは、

グー(石)

チョキ(はさみ)

パー(紙)

という、三種類の指の出し方で

『三すくみ』

を構成して勝敗を決める、

手だけを使う遊戯

です。

三すくみの意味

三すくみとは、

三者が得意な相手と苦手な相手をひとつずつ持ち、

互いに牽制し合って、動けない状態

を言います。

 

はなこ
じゃんけんで決めよう!

と言えば、それだけで、

ルールを了解

すぐに勝敗を決める意思確認

公平性の認識を得る

ことができます。

じゃんけんって、便利な遊戯ですね!

 

いったい、このじゃんけんは、

いつ、どこで生まれ、どのようにして広まったのでしょうか?

じゃんけんのルールは知っていても

じゃんけんの歴史

は知らない人がほとんどですよね。

 

そこで、今日は、

じゃんけんに歴史があった?起源、名前の語源や由来

について紹介していきましょう!

スポンサードリンク

じゃんけんの歴史

グーチョキパー

グーチョキパー

じゃんけんについての研究は少ないようですが、

重要な文献としては、

拳の文化史:セップ・リンハルト著

伝承遊び考4じゃんけん遊び考:加古里子著

といった本があります。

拳遊びの多くが日本に伝わったのは、

江戸時代以降

です。

それ以前にも、拳遊びが伝わっていたという説もありますが、

確かな文献で確認できるのは、江戸時代以降になります。

 

まず、1650年代(江戸時代)に、

数拳(かずけん)という数当てゲーム

が、中国から九州地方の長崎に伝わったとされています。

この数拳は、長崎に伝わったことから、

長崎拳

とも呼ばれていました。

 

その後、

日本独自の三すくみ拳

  • 虫拳
  • 狐拳
  • 虎拳
  • 藤八拳

などが、考え出されます。

この拳遊びはブームになって、

お座敷遊びで使われるなど、大人の遊びとして広がりました。

 

この拳ブームのなかに

石拳(じゃくけん)

が、あるのですが、

大人の遊ぶものとはならず、あまり広がりもせず、

記録にもほとんど残りませんでした。

 

ところが、

大正から昭和にかけて

先に述べた拳ブームが衰退するころ、

この石拳が、子供たちの間で広まっていったのです。

 

この『石拳』が、

現在の『じゃんけん』です。

 

前出の、『拳の文化史』の著者セップ・リンハルト氏(有名な日本学者でウイーン大学教授)も、

「じゃんけんは、日本の江戸時代から明治時代にかけて成立した」

と述べています。

 

その後、じゃんけんは、

国境を越えて、世界へと広がっていきました。

 

外国から入ってきた文化が、日本で、

最もシンプルで、分かりやすく、簡便なものに変えられていったのです。

れいか
もう、これ日本のお家芸と言っていいですね!

 

じゃんけんの起源

じゃんけん

じゃんけん

じゃんけんはまだまだ研究の余地がありますが

じゃんけんの起源は、

虫拳(むしけん)

であると考えらているようです。

 

虫拳は、

蛙(親指)

蛇(人差し指)

なめくじ(小指)

の、三すくみ拳です。

 

虫拳が出てきたのは、江戸時代以降だと考えられます。

Wikipediaなどによると、平安時代や奈良時代からなど諸説みられますが、

平賀源内(1728~1780)が、

風来山人というペンネームで書いた著書

『根無草』

で、初めて虫拳のことを書いています。

それ以前には、虫拳に関する記録はないようです。

 

じゃんけんの名前の由来と語源

じゃんけんという名前の由来と語源については、諸説あるようです。

  • ふたつの拳の『両拳(りゃんけん)』が、じゃんけんになった。
  • 『石拳(じゃくけん)』が訛って、じゃんけんになった。
  • 仏教用語の『料簡法意(りゃんけんほうい)』が、じゃんけんになった。
  • じゃんじゃか節の『じゃんけんな』が、じゃんけんになった。

どの説も、なるほどと思ってしまいますね。

はっきりした語源については、今後の、じゃんけんの研究に期待したいと思います。

 

『最初はグー』の起源

「最初はグー、じゃんけんぽん」

の掛け声は、じゃんけんをする時によく使われていますよね。

 

実は、この掛け声の発案者は

志村けんさん

です。

あるラジオ番組で、志村けんさんが、こう語っています。

昔、八時だョ!全員集合」の収録が終わると、いつも飲みにいっていた。

最初は、パトロン的な羽振りのいい一人に勘定をまかせていたが、毎回それでは悪いので

最後にじゃんけんをして、誰が払うか決めるようになった。

しかし、みんなベロベロでタイミングが全然合わない。

そこで

「最初はグーで合わせましょう!」

ということで、タイミングを合わせた。

これはいいと思い、番組でも使った。

確かに、

「最初はグー」

という掛け声があると、タイミングを合わせやすいですね。

 

当時、

『八時だョ!全員集合』の視聴率は30%を超えていましたから、

あっという間に全国に広まっていったのもうなずけます。

スポンサーリンク

 

まとめ

じゃんけんに歴史があった?起源、名前の語源や由来

について紹介しましたが、いかがでしたか?

じゃんけんの歴史

江戸時代に、『数拳(かずけん)』という数当てゲームが長崎に伝わったのが発端。

その後、

日本独自の三すくみ拳

が、お座敷遊びなどで使われブームになります。

その中のひとつである

『石拳(じゃくけん)』

が、子供たちの間に広まって、じゃんけんになりました。

じゃんけんの起源

じゃんけんの起源は、

蛙と蛇となめくじによる、三すくみ拳の

『虫拳』

であると考えられます。

じゃんけんの名前の由来と語源

『じゃんけん』の由来と語源には次のような諸説があります。

  • ふたつの拳の『両拳(りゃんけん)』
  • 『石拳(じゃくけん)』
  • 仏教用語の『料簡法意(りゃんけんほうい)』
  • じゃんじゃか節の『じゃんけんな』
たろう
いや~、じゃんけんって、奥が深いですね!

今後、もっとじゃんけんの研究が進み、また新しい事実が発見されるかもしれませんね。

関連記事
じゃんけんに勝つ
じゃんけんで必ず勝つ方法とは?噂の必勝法のやり方を簡単解説!

じゃんけんは、 運や偶然 に支配されるゲームです。 だからこそフェアであり、何かを決める時に、じゃんけんはよく使われているのですね。   1対1のじゃんけんでは、勝つか負けるかですから 勝率 ...

関連記事

-言葉の意味・語源・由来

Copyright© スピカ紀行 , 2019 All Rights Reserved.