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トマホークとミサイルの違いとは?意味や射程距離・威力をチェック

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トマホーク

1990年8月2日に、イラクが隣国クウェートへの侵攻から端を発した湾岸戦争。

イラク軍と、アメリカ軍を中心とした多国籍軍との間で始まった戦争です。

クウェートに占領しているイラク軍に対して、多国籍軍はミサイルによる大規模な空爆を行いました。

そして、アメリカ海軍は戦艦からトマホークによる攻撃も行い、結果として、湾岸戦争は6週間という短い期間で、多国籍軍の勝利となったのです。

しかし、ここで疑問となるのは

「トマホークとは?ミサイルとの違いって何?」

といった所ではないでしょうか?

この記事では

  • トマホークとミサイルの意味を解説
  • トマホークとミサイルの射程距離・威力をチェック
  • トマホークのスペックや値段などもチェック

について、解説していきます。

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トマホークとミサイルの意味を解説

まずは、トマホークとミサイルの意味を、それぞれ調べていきます。

トマホーク

アメリカ海軍の中距離巡航ミサイル。

デジタル大辞泉より

ミサイル

ロケットあるいはジェット推進による飛翔爆弾。

多くは誘導装置により、自動的に目標に向かう。

発射地点と目標により地対空・地対地・空対地・空対空などと分類される。

誘導弾。

三省堂・大辞林より

このように

トマホークとはミサイルの種類の一つであり、アメリカ海軍が保有している

という事が分かりますね。

もう少し詳しく調べますと、トマホークはアメリカの軍需製品メーカーであるレイセオン社が、1970年代から主に開発した巡航ミサイルなのです。

また、トマホークは通常

  • 水上発射型
  • 水中発射型

の2種類に分けることができます。

水上発射型

湾岸戦争で使用されたトマホークのほとんどは水上発射型であり、ミサイル巡洋艦やミサイル駆逐艦などに搭載されています。

アメリカ海軍のミサイル駆逐艦には

Mk41垂直発射システム

という、世界的に多く用いられているミサイル発射システムが採用されています。

このシステムは、トマホークをはじめ、対空ミサイルや対潜ミサイルなど、様々な種類のミサイルを発射することができます。

水上発射型

トマホークを潜水艦から発射するタイプです。

主にアメリカ海軍が保有する、戦略的潜水艦となるオハイオ級原子潜水艦に搭載されています。

この潜水艦は、元々核ミサイルを搭載する戦略型の潜水艦でしたが、世界的な核軍縮の流れから、トマホークを搭載するように改造されたのです。

 

トマホークとミサイルの射程距離・威力をチェック

トマホークとミサイルの射程距離

トマホークの大きな特徴として、射程距離の長さが挙げられます。

短距離ミサイルの射程距離は約200キロメートルで、中距離ミサイルの射程距離は約1500キロメートルという中で、トマホークの射程距離は

最大で2500~3000キロメートル

まで、達しています。

ちなみに3000キロメートルとは、日本列島の長さとほぼ同じです。

また、北朝鮮のピョンヤンから、日本の首都圏を狙える射程距離でもあります。

このような長距離を飛ばすだけではなく、正確に命中させる能力もあります。

デジタル式情景照合装置というものを使い

誤差10メートル内の精度で命中することが可能

なのです。

そして、海から発射され、低空飛行で飛ぶため

レーダーから捕捉されにくい

という特徴も持ち合わせています。

トマホークとミサイルの威力

トマホークは、固定の目標に対するピンポイント攻撃を得意としていて、その威力は

軍艦を一発で破壊できるほどの破壊力

となります。

ミサイルの威力は、弾頭次第で異なり、小型ですと車を破壊する程度です。

核弾頭ミサイルとなると

東京レベルの都市を軽く消し飛ばす程の破壊力

にまで達します。

 

トマホークのスペックや値段などもチェック

トマホークのスペック

  • 全長:5.56メートル
  • 直径:0.52メートル
  • 速度:時速880キロメートル

もともと潜水艦から発射できるように開発されたため、ミサイルとしてはコンパクトなサイズとなっています。

また、速度はジェット機と大体同じスピードであり、決して速いとは言えません。

3000キロメートルの距離に到達するまで3時間以上かかりますので、十分な防空能力がある相手に向けて発射した場合、容易に撃墜されるでしょう。

必然的に発射するのは

主に夜間が多い

ことになります。

トマホークの値段

トマホークには様々な装置が使われています。主に

  • 小型ターボファンエンジン
  • レーダーによる地形読み取りソフト
  • GPS衛星の位置信号の受信

などといった装置が搭載されており、価格は日本円にして1発あたり

約7000万円

もします。

いずれにせよ非常に高価ですが、ミサイルの値段はピンからキリまであります。

弾道ミサイルの迎撃に使われる、対地空誘導弾であるPAC3は、一発あたり

約5億円

もするのです!

そう考えれば、トマホークは

決して高価な部類では無い

といえますね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

情報をまとめてみると

  • トマホークとは、ミサイルの一種であり、水上発射型と水中発射型の2種類がある
  • トマホークの射程距離は、約3000キロメートルで、ミサイルの射程距離は種類により異なる
  • トマホークの威力は、軍艦を一発で破壊できるほどで、ミサイルの威力は弾頭により異なる

また、トマホークは

  • 兵器としては比較的コンパクトである
  • 1発あたりの値段は約7000万円

ということもわかりましたね。

できればこのような兵器が、世界から少しでもなくなることを願うばかりです。

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