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大坂と大阪の違いや変わった理由を紹介!いつからなぜ変わった?

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大坂 大阪 違い

日本の都市の中で、何かとニュースになりやすいものとして、

『大阪』

があると思います。

 

食の聖地、観光の聖地、芸人の聖地などでも有名ですが、

『なぜ大阪と呼ばれているか』

を知っている人は、どれくらいいるでしょうか。

生まれたときから、すでに大阪なので、

『あまり気にしたことがない』

という人も多いでしょう。

大阪になるまでには、

『大坂と呼ばれていた時代もある』

ことも、気になる点ですよね。

 

そこで、今回は、

『大坂と大阪の違いや変わった理由』

について紹介します。

大阪のことをもっと知りたい人は、参考にしてみてください。

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大坂と大阪の違いと、いつから・なぜ変わったのか?

大坂と大阪の違いと聞かれれば、

「確かに、なぜ違うのか」

となる人も多いと思います。

 

漢字が違うだけと思う人もいるでしょうが、

『坂が阪になる、れっきとした理由』

があるとされているのです。

初めて『大坂』と呼ばれたのは、戦国時代

大坂という地名が、初めて使われたとされる時代は、

『戦国時代』

となります。

 

戦国時代が始まったのが、1467年の、

『応仁の乱』

とされています。

そして、大坂という地名が出た年が、

『1496年』

とされているのです。

 

この時代に、

『蓮如(れんにょ)という僧侶が書いた手紙』

に、地名として大坂の字が載っているとされています。

元々、現在の大阪と呼ばれている場所は、

『摂津国東成郡(せっつのくにひがしなりぐん)』

と呼ばれていました。

そして、この土地に蓮如が、

『石山本願寺』

というお寺を建て、勢力を伸ばしていったのです。

 

この過程で、次第に、

『大坂』

という地名が定着したとされています。

大坂は、元々『小坂』だった

大坂と呼ばれ始めた経緯は、先程紹介したとおりです。

ですが、元々、大坂という土地は、

『小坂(おさか)』

という名前で呼ばれていたのです。

 

ですが、小坂という字では、

「いまいちしっくりこない」

ということで、大きいという字を使った、大坂が使われるようになったとされています。

 

当時は、

『箔をつける』

ということが、周辺諸国に対するけん制になっていました。

その為、

『小さいより大きい方が良い!』

と考えられたのかもしれませんね。

大坂から大阪に変わりだしたのは、『坂』の字に原因があった

大坂という地名が定着して、しばらくしたある時、

『坂という字に不満を持つ人々』

が出てきました。

 

なぜかというと、坂の字を分解すると、

『士に反する』

という意味になるからです。

 

士という字は、

『武士や侍』

を意味しています。

その為、大坂としてしまうと、

『侍に逆らう』

といった意味になるため、変更する必要が出てきたのです。

 

とは言っても、急に変更することは出来ないので、

『時代が流れていくにつれて、徐々に大阪に変化していった』

とされています。

ちなみに、大阪の阪の字は、

『坂が変化しただけの古字』

となっています。

完全に大阪になったのは、『明治時代』

徐々に大阪となっていった地名が、完全に変更されたのは、

『明治時代』

とされています。

 

というのも、明治の時代になったとき、

『大阪府』

が正式に置かれることになったからです。

ここから、

『本格的に大阪という漢字が使われ始めた』

ということですね。

 

なぜ、大阪は『府』となっているのか

大阪 なぜ府なのか

 

大坂と大阪の違いについて、紹介しました。

簡単に言うと、

『字があまり良くなかったから、変更しただけ』

ということが言えます。

 

これは、現代でもよく行われていることであり、

『字面を気にする』

のは、今も昔も同じということですね。

 

ですが、ここで1つ、疑問に残ることもあり、

『なぜ、大阪は府となっているのか』

ということです。

大阪の字と同様、大阪府にも、

『れっきとした意味』

があるとされています。

首都候補だったから

大阪の街というのは、今の視点から見ても、

『かなり栄えている土地』

となっています。

 

これは、昔から、

『日本の経済における中心地』

として、栄えていたからに他なりません。

 

そして、同じように栄えていた土地として、

『京都・東京』

があり、大阪を含めた3都市が、首都候補とされていたのです。

その為、廃藩置県が行われ、府県制が敷かれたときも、

『大坂・京都・東京のみを府とする』

などの布告も出されていたのです。

 

現在では、旧東京府が、旧東京市と合併して、

『東京都』

となり、日本の首都となっていますよね。

ですが、当時、

『東京の情勢も、決して良くはなかった』

ため、首都を大阪にするという話も出ていたと言われています。

 

結局は、東京都が日本の首都となっていますが、時代の流れが違えば、

『大阪が日本の首都になっていた』

かもしれませんね。

 

大坂が大阪に変わった、別の理由

大坂 大阪 別の理由

大坂と大阪の違いや、大阪府となった経緯までを紹介しました。

最後に、

『大坂が大阪になった、別の理由』

についても紹介していきます。

信憑性は低いですが、

『こういった話もあった』

くらいで見てください。

書き間違い

大坂が大阪になった理由の1つとして、

『書き間違い』

というものがあります。

 

阪という字は、

『坂の古字』

とされています。

その為、当時の役人が、

『漢字を間違えて書いた』

ことで、大阪が広まったとも言われているのです。

坂は『地震』を表す?

坂という字を分解すると、

『士・反』

となります。

 

そして、士という字は、

『土(つち)』

とも解釈されることもあったそうです。

その為、土がひっくり返るとされ、

『地震が起きる』

という意味に発展したと言われています。

 

少し苦しいですが、

『昔の人の発想力が凄い』

と言えるのかもしれませんね。

坂は『死』を表す?

坂を分解した字が、

『士と反』

になると紹介しました。

そして、士は、

『土(つち)』

とも解釈されることがあります。

 

その為、土と反で、

『土に返る=死』

となるため、あまり好まれなかったという話もあります。

坂は『不吉』?

坂とは、

『下り坂』

とも書かれるものです。

その為、

『坂を転げ落ちる』

と解釈されることもあったそうです。

 

地名で、そんな縁起の悪いものをつけるわけにはいかないため、

『大坂はふさわしくない』

とされたとも言われています。

これは、なんとなく分かる気がしますね。

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まとめ

今回のまとめとしては、

『大坂が大阪に変わった理由は、字があまり良くなかったから』

ということが言えます。

 

大阪は、現代に生きている人にとっては、

『昔から、大阪という字で親しまれてきた』

土地となっています。

ですが、少し昔を振り返ってみると、

『大坂だった時代と、変更になった理由』

が見えてくるのです。

 

大阪に思い入れがある人は、この記事で、

『この土地が、どういった経緯で出来たのか』

を、知るきっかけにしてもらえれば幸いです。

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