元日本代表の相馬直樹さんが監督を務め、チームを立て直し、二度目のJ2昇格を果たすだけでなく、J1昇格に手が届きかけているJ2・町田ゼルビア。
2019シーズンは、厳しい戦いとなってしまい、J2残留争いに巻き込まれそうになっていますが、その中で激震のニュースが舞い込んできました。
サポーターミーティングで、
『町田ゼルビアからFC町田トウキョウへと改名する』
というのです。
突然の発表に驚きを隠せません。
何故、町田ゼルビアが改名へと踏み切ったのでしょうか?
本記事では、J2町田ゼルビアが、FC町田トウキョウへと改名した理由や、サポーター・世間の評判を探りまとめていきます。
J2町田ゼルビアの改名
日本国内のサッカー界を紐解くと、時折クラブチーム名が改名されることがあります。
例えば、
- 横浜マリノス⇒横浜Fマリノス(横浜ASフリューゲルス吸収合併による改名)
- 名古屋グランパスエイト⇒名古屋グランパス
- 京都パープルサンガ⇒京都サンガFC
- ブランメル仙台⇒ベガルタ仙台(商標権の都合により改名)
- PJMフューチャーズ⇒鳥栖フューチャーズ⇒サガン鳥栖
拠点の移転として、静岡から鳥栖へ移転や、母体企業の撤退などにより改名 - コンサドーレ札幌⇒北海道コンサドーレ札幌(北海道をより盛り上げていこうという狙いから…)
などのクラブチームが、過去の改名しています。
もちろん、改名は各チームの諸事情があってのことです。
サポーターもクラブチーム名に愛着を持ちながらも、その都度納得し、改名後もチームを熱く応援し続けています。
突然の改名に、サポーターも唖然…

町田ゼルビア
ただ、今回のJ2町田ゼルビアの改名は話が別。
と言うのも、
いきなり改名という話が持ち上がり、サポーターへの説明がままでの、半ば強引に押し切り改名してしまった
というのです。
愛着ある『ゼルビア』の名前まで捨て去る行為…
それも、これまで愛着のあったゼルビアという名前を捨て去り、
『FC町田トウキョウ』
と町田の後に『トウキョウ』とカタカタ明記して改名としているのです。
これには、多くのサポーターも唖然…
ネット上でも、荒れている様子が見て取れます。
最悪、改名騒動でサポーターも激減?
一度は、J3まで降格し、その中で徐々に力をつけ、昨年もJ2・4位の成績をもたらし、ようやくJ2からJ1を狙えるようになってきた…
なのに、ここでサポーターが納得しないままで、改名してしまって良いのでしょうか?
最悪、サポーターに見限られたら、なんの意味もありません。
チーム崩壊だって十分ありえますよね。
サポーターの力は絶対必要!
チームの成長には、サポーターの力は絶対に必要です。
それだけに、まずはサポーターを第一に地域密着を心がけ、改名に限らず、強引な計画は慎んでほしいものです。
町田ゼルビアからFC町田トウキョウへの改名理由
突然、
『町田ゼルビアが改名』
と衝撃のニュースが舞い込み、町田ゼルビアに何が起こったのか、ただただ驚いてしまったわけですが、それにしても何故改名したのでしょうか?
そこで、町田ゼルビア改名の理由を探ってみたところ、
- 一つのチーム戦略として、町田だけではなく東京全体でチームを盛り上げたい狙いがあったこと。
- 世界に対しても、東京ブランドとして推進し、選手獲得の利点を得ていきたい考えがある
上記の二つの理由から、あえてゼルビアを外し、FC町田トウキョウと改名することにしたようです。
改名に批判も殺到!
ただ、
「ダサいネーミング」
という評判も多く、そのほか批判が続出し、サポーターの怒りが噴出していることは、いただけません。
仮にチーム名を改名するにしても説明し、サポーターが納得した上で、変更するのが筋だと思うのですが…
果たして、チームを買収したサイバーエージェントは、今後どのような対策を講じていくのか…
サポーターとの歩み寄りがなければ、今後、チーム存続にも影響しそうな、由々しき問題になるかもしれませんね。
FC町田トウキョウへの改名に対する評判は最悪
先程もお話ししたとおり、J2・町田ゼルビアが、FC町田トウキョウへと改名したわけですが、これには多くのサポーターが一斉に批判しています。
これは、サポーターだけに留まらず、世間の評判も最悪…
正直なところ、サポーターでもない筆者ですら、凄く違和感を覚える改名です。
理由こそ理解できるも、改名への批判には納得してしまったほど…
評判が最悪・批判続出の理由は『ゼルビア』を捨てたため
さて、FC町田トウキョウへの改名に対して、サポーターが批判する理由ですが、その最大の理由は、
『ゼルビア』というチーム名を捨てたこと…
そもそも『ゼルビア』は、
町田市の木でもあるケヤキの英語名『zelkova(ゼルコヴァ)』と市の花『サルビア』を掛け合わせた
愛着のある造語だったはずです。
つまり、
ゼルビア=町田市
を象徴するワードでもあるわけです。
なのに何故、急にチームを買収して、横から入り込んできたサイバーエージェントが、いきなり、ゼルビアの名を捨てさせる改名を起こさせたのか?
理由は、先程お話しした通りですが、いくら説明されても、サポーターが納得しないのは当然ですよね。
ゼルビアの名を捨てたチームに怒りの声…
事実、
ゼルビアという名前が好きなんです。
東京町田ゼルビアじゃだめなんですか?
僕らの声は聞いてくれないんですか?
と怒り心頭した声もあがっています。
この様子を見ても、しばらく批判の声は冷め止まないでしょう。
買収企業の横暴
まぁ、FC東京や、横浜FCのように、設立当初から、特に決まったチーム名が無く、
- FC(フットボールクラブ)
- SC(サッカークラブ)
- AS(スポーツ財団または、スポーツ法人)
- AC(サッカー法人)
といったロゴと地域名のみというチームであるなら、まだ理解はできます。
ところが、町田ゼルビアには、
『ゼルビア』
という愛着のあるチーム名がちゃんとあったのに、それを、チームを買収した、サイバーエージェントが捨てたのです。
そんな事態に陥れば、サポーターにしてみれば、
「いきなり横から割り込んで、何勝手なことしてるんだ…」
と、怒るのも当然…
サポーターのためにも『ゼルビア』は残すべき!
せめて、東京ゼルビアに改名し、ジェフ千葉のように、正式名称を
『東京・町田ゼルビア』
とすべきではなかったのか、と思えてなりません。
まぁ、すでに改名は決まっているので、何を言っても後の祭りですが…
サイバーエージェントには、もう少し改名について配慮してほしかった…
そんな風に感じた、町田ゼルビアの改名騒動でした。
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まとめ
突然、ニュースとして報道されたJ2町田ゼルビアの改名。
評判は最悪で、多くのサポーターたちから批判も続出しています。
改名理由は、
世界に発信するために、町田よりも日本の首都である東京のチームとして推していきたかったこと
が最大の理由でした。
ただ、ゼルビアという愛着のあるネームを捨ててまでやることではなく、サポーターを無視した実行は、いずれ破綻するでしょう。
最悪、チームが解体してしまう恐れもあるだけに、まずは、サポーターに説明し、納得してもらうよう努力してほしいと、切に願っています。