野球選手

バレンティンがヤクルトを退団した理由とは?成績や年俸をチェック

プロ野球のシーズン本塁打記録を持つウラディミール・バレンティン選手の、ヤクルト退団が決定的との報道がありました。

今後、自由契約となる見通しで、ソフトバンクが早くも調査を進めています。

これまで、日本で9年プレーし、2020年からは日本人扱いとなるバレンティン選手。

日本プロ野球記録を更新するなど、野球ファンを何度も湧かせたそのパワーはいまだ健在です。

それだけに、バレンティン選手の今後の動向は非常に気になりますよね。

当記事では、バレンティン選手のこれまでの成績や年俸を振り返りながら、ヤクルトとの契約が拗れている理由を探っていきます。

スポンサーリンク

バレンティンがヤクルト退団に…その理由は?

ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手は、現在、ヤクルトとの交渉が拗れに拗れています。

国内FA権を取得し、2020年からは外国人枠ではなく日本人枠になるバレンティン選手。

ヤクルトは何とか残留交渉を進めていましたが、バレンティン選手は

他球団との交渉がしたい

という意思を見せていて、ヤクルトがその意思を汲んだため、

保留選手名簿から外れて自由契約となる見通し

になりました。

 

ヤクルトの奥村国際担当部長は、

「バレンティンは名簿から外します」

「今日を境に、よりピッチャーに集中していくことになるでしょう」

と、バレンティン選手との契約を諦めた旨の発言をしたのです。

一方、自由契約となった場合に備え、調査を進めているのがソフトバンクです。

なので、実質的にバレンティン選手の2020年シーズンは、ヤクルトかソフトバンクのどちらかになることが濃厚です。

 

なぜ、バレンティン選手が退団することになったのか?

その理由は、

契約に求めている条件のズレ

です。

一方のバレンティン選手側は、

複数年契約を希望

しています。

ヤクルト側の条件は不明ですが、契約に至らなかったのは、

ヤクルトが単年契約を提示しているからではないか?

と考えられます。

また、高年俸なのもネックになっていると報道されていますね。

 

さらに、もう1つ、ヤクルトには非常に埋めにくい穴が、バレンティン選手の望む条件には存在しています。

バレンティン選手は、2019年のシーズンオフにこんなことも発言していました。

とにかく勝つことが一番。

金の問題じゃない。

日本で9年やって、まだ優勝したことがないんだ。

チームは2015年に優勝しているけど、オレはほとんど試合に出ていないから(出場15試合)あれはカウントできない。

もう35歳だし、このまま一度も優勝できずに引退なんてご免だよ。

だから大事なのは年俸や環境よりも、優勝できるかどうかなんだ。

いわゆる、勝てるチームで優勝を経験したいという条件ですね。

FAで選手が求めていることと言えば、お金や出場機会が多くの理由ですが、

優勝したいという思いが強く、毎年優勝争いができる強いチームに移籍したい

という思いを抱く選手も稀に存在します。

例を挙げると、現ソフトバンクの内川聖一選手や、巨人の村田修一コーチのFA移籍がこの理由が該当しますね。

また、早々に自力Vが消滅して消化試合になるより、シーズン終盤まで優勝争いができるチームの方が、モチベーション維持にも繋がります。

自分が活躍すればチームが優勝に近づく!

という思いから、より集中力が増して成績の伸びる選手もいるので、バレンティン選手が優勝を求める姿勢も頷けます。

 

そして、こう言ってしまうのは非常に失礼ではあるのですが、ヤクルトは毎年優勝に絡めるようなチームではありません。

セ・リーグ6弱だった2015年は優勝しましたが、その他のバレンティン選手の在籍していた年を見ると、優勝とは程遠い成績です。

唯一惜しかったのは、来日初年度の2011年の2位ぐらいですね。

(2018年も2位だったものの、首位と7ゲーム差と圧倒的な差がついているので、とても優勝争いとは言えない成績。)

バレンティン選手の年齢も年齢ですし、そろそろ引退が近づく頃…

それだけに、何よりも優勝できるチームを優先して選びたい気持ちが強いのでしょう。

結果、他球団との交渉をしたいという方向へ進むことになったのです。

 

W・バレンティンの年度別成績

2020年のシーズンから、日本人枠扱いとなるバレンティン選手。

これまで、どんな成績を残してきたのでしょうか?

バレンティン選手の年度別成績を紹介します。

バレンティンの年度別成績

2011年 .228(486-111) 31本 76打点 OPS.783 ★本塁打王

2012年 .272(353-96) 31本 81打点 OPS.958 ★本塁打王

2013年 .330(439-145)60本 131打点 OPS1.234 ★本塁打王、最高出塁率、ベストナイン、シーズンMVP(60本塁打、長打率.779がNPB記録更新)

2014年 .301(366-110) 31本 69打点 OPS.1.006 ★最高出塁率

2015年 .185(43-4) 1本 6打点 OPS.629

2016年 .269(457-123) 31本 96打点 OPS.885

2017年 .254(445-113) 32本 80打点 OPS.864

2018年 .268(514-138) 38本 131打点 OPS.904 ★打点王

2019年 .280(410-115)33本 93打点 OPS.917

 

通算 .273 959安打 288本 763打点 OPS.936

見ればわかる通り、

平均すると毎年30本塁打以上打っている

という、とてつもなく恐ろしいバッターです。

平均30本にするために、2015年の成績は2013年の帳尻合わせだったなどと言われることもあります。(笑

最大の魅力はそのパワー。

バットの先でも、多少詰まっていてもお構いなしにスタンドへ放り込めるのは今のプロ野球を探してもバレンティン選手くらいしかいないでしょう。

観戦していて、

「よし、外野フライだな」

などと安心して見ていたらスタンドイン、なんて打球を何度も見せられました。

 

いきなり来日から3年連続で本塁打王を獲得。

セ・リーグで3年連続本塁打王となったのは、王貞治さん以来の出来事です。

そして、その王貞治さんの持っていたとある記録を越えたのが、伝説となった2013年です。

この年のバレンティン選手は、王貞治さんが持っていたシーズン55本塁打の最多記録を塗り替え、

日本プロ野球記録となるシーズン60本塁打を達成!

文字通り歴史に名を残す存在となり、

最下位のチームからのシーズンMVPを受賞しました。

これは、過去に1度もなかった異例の事態であり、それだけバレンティン選手の打ち立てた記録が凄いという表れでもあります。

 

また、本塁打はもちろんですが、調子のいい年は打率も残せるのがバレンティン選手の魅力ですね。

一方で、守備は本人のモチベーションに左右される部分はありますが、打球に全然追いつけませんし、クッションボールの対応も遅め。

強いて言うならば、もともと強肩も持ち味だったので、衰えたとはいえ肩だけはまだそこそこあること、本人のやる気がある時は、それなりの守りは見せてくれることでしょうか。

バレンティン選手自身が言うような、優勝できるチームでプレーすることで、怠慢プレーが減ることもありえるでしょう。

例えばソフトバンクなら、守備があらゆる面で壊滅的なデスパイネ選手よりは安心して見ていられるレベルでしょう。

 

バレンティンの年俸推移

バレンティン選手は高年俸がネックだと言われていますが、具体的にどれだけの年俸をもらっていたのか…

これまでの年俸推移をまとめました。

バレンティンの年俸推移

2011年 6000万円

2012年 7500万円

2013年 8000万円

2014年 2億1000万円

2015年 3億円

2016年 3億6000万円

2017年 3億3000万円

2018年 3億3600万円

2019年 4億4000万円

60本塁打を記録した翌年の2014年から、いきなり2億円超え、その後は3億円超えがしばらく続き、2019年には4億円台に到達しました。

逆に言えば、バレンティンほどの選手が、よく2018年までは3億円台だったなと驚くほどです。

これが巨人やソフトバンクだったら、今頃5億円台になっていた可能性はありそう…。

それだけに、お金のないヤクルトは単年とはいえ、2019年の4億4000万はかなり奮発したほうですね。

スポンサーリンク

まとめ

ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手は、ヤクルトから退団することが決定的になりました。

バレンティン選手が退団するの理由は、

契約面の条件が折り合わなかったから

です。

主に複数年契約を求めるバレンティン選手側に対し、ヤクルト側が単年契約を求めた

ど理由が考えられます。

 

バレンティン選手は、2013年に日本プロ野球記録となるシーズン60本塁打を記録。

怪我せずに1年活躍した年は、必ず30本以上の本塁打を打っている

など非常に魅力的なパワーヒッターです。

それだけに、まだまだ日本で本塁打を量産する姿を見続けたいですね。

バレンティン選手が、どのチームに移籍するのか、動向が楽しみです。

関連記事

-野球選手

Copyright© スピカ紀行 , 2019 All Rights Reserved.