雑学

6Gとは?5Gとの通信速度の違いやスマホでいつから使えるのか最新情報をチェック

次世代の通信システムとして、『5G』が2020年にいよいよ始まります。

しかし、既に技術の最先端では、

『6G』

の研究開発が進んでいるのです。

政府は、次々世代の通信システム『6G』の実現を目指し、総合戦略をつくると2020年1月に発表していて、『5G』が始まる前から『6G』時代を見据えています。

 

実際のところ、『6G』が開発されたら、『5G』とどのくらい違うのか?

また、スマホで使えるのはいつ頃になるのか?

当記事では、次々世代通信システムである『6G』について、現在わかっている最新情報をお伝えします。

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『6G』とは?

日本における通信システムは、

  • アナログ方式の第1世代通信システム『1G』
  • デジタル方式の第2世代通信システム『2G』
  • 高速データ通信ができるようになった第3世代通信システム『3G』
  • 第4世代通信システム『4G』

と進化していき、2020年春には、第5世代通信システム『5G』のサービスが始まります。

 

しかし、技術開発は常に進み続けるもの…

早くも、

第6世代通信システム『6G』

の開発が進んでいます。

 

実は、『5G』が実現したとしても、IoT技術などの発展もあって、

ネットワークに接続されている『モノ』の数を処理できなくなる

と言われ、早急に『6G』の技術開発を進めなければならない状況なのです。

 

ITU(国際電気通信連合)でも、2030年の6Gネットワーク実現に向けた技術研究グループ(FG NET-2030:Focus Group on Technologies for Network 2030)が発足。

世界でも、フィンランドや中国、韓国などで研究がスタートし、日本でもNTTドコモが技術コンセプトを発表、総務省が有識者会議をおこなうなど、既に『6G』時代を見据えています。

では、『6G』になると、『5G』に比べて何がどう違い、どう進化するのでしょうか?

 

『6G』と『5G』の違いは?

『6G』は、『5G』と比べて何がどう違うのでしょうか?

 

現段階では、まだ『6G』は未知の領域なので、具体的にどうなるかは不明です。

そこで、2020年1月22日にNTTドコモが発表した『6G』の技術コンセプトや、総務省の目指す目標を元にお話をしていきます。

あくまで現段階では、

『6G』で実現したいもの

という目標なので、これが全て実現するかどうかは不明です。

『6G』と『5G』の違い1 通信速度

『6G』になると、通信速度がさらに速くなります。

『5G』の時点で、通信速度は

最大10Gbps(LTEの100倍)

とかなり速度が上がっているのですが…

『6G』は100Gbpsになる

とのこと!

この速度は、現在のLTEやWi-Fiの約400倍、『5G』の約40倍に相当する伝送容量になるそうです。

 

また、総務省も『6G』の基準として、

通信速度は『5G』の10倍以上にする必要がある

と考えていて、

少なくとも、『6G』の通信速度が『5G』の10倍以上になること

は確実と言えるでしょう。

『5G』が、2時間の映画を3秒でダウンロードできる大容量かつ高速通信なので、『6G』になると、もはや一瞬ですね。

『6G』と『5G』の違い2 同時多接続

『5G』でも、同時に接続できるデバイス数も増加します。

総務省によると、

一度にネット接続できる機器数は『5G』の10倍を目標にする

という考えでいるようです。

つまり、『5G』で同時接続できるデバイス数である

100万台/平方キロメートルの10倍

にならないといけません。

NTTドコモが目指している『6G』の技術コンセプトは、

1000万台/平方キロメートル

なので、この総務省の目標とも合致しますね。

遠隔治療や診察に関わってくる重要な要素でもあるので、ぜひともこの目標を達成してほしいです。

『6G』と『5G』の違い3 超低遅延

『5G』の時点でも低遅延で、遅延速度が1msになるのですが、NTTドコモの技術コンセプトによれば、

1ms未満の低遅延化を目指す

とのこと。

低遅延になればなるほど、より情報をリアルタイムに共有することができるようになり、先の2つの技術と合わせ、

  • 個人のバーチャル映像を離れた会議室や教室に浮かび上がらせる
  • ロボットが身の回りの世話をしたりする

このような社会の実現にも繋がります。

近未来的で、現実的ではないように思いますが、今の子供たちが老人になる頃には実現できるくらい、技術は格段に進歩しているのです。

『6G』と『5G』の違い4 超カバレッジ拡張

ここからは、『5G』の技術の延長ではなく、『6G』で新たに取り入れようとしている技術についてです。

NTTドコモが目指す技術コンセプトの1つとして、『6G』では、

どこでもGbpsレベルの通信を確保する

という、カバレッジ拡張を目指すとのこと。

カバレッジというのは、適用範囲・保証範囲という意味があり、要するに、あるものがどれくらいの範囲をカバーできるかという意味です。

データ通信で言うならば、

新たな通信エリアの拡大

と言った方がわかりやすいですね。

なんと『6G』では、エリアカバー率100%を目指すとともに、

高度1万メートルの空や200海里先までの海、果てには宇宙までのカバーが目標!

どんな場所であろうと通信ができる技術になるというのです。

『6G』と『5G』の違い5 超高信頼通信

総務省も『6G』技術の1つとして、目指すべきものに挙げているのが、超高信頼通信。

要するに、

よりセキュリティを確保できる通信

というわけですね。

現時点だと、『6G』では極めて安全性が高いとされている量子インターネットによる量子通信で、情報の抜き取りやデータ改ざんといったセキュリティ攻撃を防ごうとしています。

日本だと東芝が量子暗号を使った通信システムを開発中。

中国では、研究チームが衛星を通じての量子通信を、2018年に成功させています。

量子暗号は理論上絶対に解けないと言われるだけに、その技術の確立が急がれるところです。

『6G』と『5G』の違い6 超低消費電力・低コスト化

『6G』時代は、さらなる大容量・超高速通信や同時多接続など、今までの何十倍もの規模で、あらゆるものがインターネットと繋がります。

そこで問題になってくるのが、消費電力です。

そのため、総務省は『6G』で目指すべき技術の1つに、

消費電力の大幅な抑制

を掲げています。

たとえばNTTは、光信号を電気信号に変えずに省エネ化する通信の開発をしていて、この通信が実現すれば、

消費電力は100分の1に低下する

と見込んでいます。

技術は格段に進歩しながら、省エネ化も実現する…

『6G』には、そんな夢も詰まっているのです。

 

『6G』がスマホで使えるようになるのはいつ?

『6G』が一般的に浸透するようになるのは、いつ頃になるのでしょうか?

既にITU(国際電気通信連合)や、日本も含めた世界各国が『6G』の実現の予定を立てています。

世界的には、『6G』の実現は、

2030年頃の実現を目指している

とのこと。

NTTドコモも2030年頃にサービス開始を目指していることから、スマホで『6G』が使えるようになるのも2030年頃だと考えることができますね。

あと10年なので、まだまだかなり先の話ですが…

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まとめ

2020年春に次世代通信『5G』のサービスが開始されますが、技術の最先端では、

2030年頃の実現に向けて、『6G』の開発が進んでいます。

『6G』ではさらなる高速通信、同時多接続などが可能になるほか、

  • 電力消費の抑制
  • 高信頼通信
  • カバレッジの拡張

を目指しているとのこと。

『5G』は、中国やアメリカに市場を握られ出遅れた日本ですが、『6G』では最先端をいくことができるのか?

今から期待が高まりますね。

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