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金正恩の後継者・妹の金与正(キム・ヨジュン)の学歴など経歴を調査

北朝鮮の金正恩国務委員長が、後継者を指名した

という報道がありました。

 

事実かどうかは怪しい点があるため、本当に後継者を指名したかどうかは定かではありませんが、金正恩国務委員長が指名したのは、

金正恩国務委員長の実の妹である、金与正(キム・ヨジュン)氏

と言われています。

 

金与正(キム・ヨジュン)氏といえば、ここ近年になって、露出が多くなってきた人物ですよね。

金正恩国務委員長の実の妹であることはわかっていますが、一体どんな人物なのでしょうか?

当記事では、北朝鮮の金正恩国務委員長の実妹で、彼の後継者とも噂される金与正(キム・ヨジュン)氏について、これまでの経歴を調査しました。

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金正恩が金与正(キム・ヨジュン)を後継者に指名?

北朝鮮は2019年の憲法改正により、金正恩国務委員長が名実ともに最高指導者の立場となりました。

金正恩国務委員長は、年齢もまだ36歳と若く、とても後継者を指名するような年齢とも思えませんが…

 

脱北者1号博士の安燦一(アン・チャンイル)世界北朝鮮研究センター理事長が、自身のYoutubeチャンネル『安燦一TV』にて、

2019年10月、金正恩国務委員長が白頭山を訪問した際、幹部に

「私の後継者は金与正同志」

と話した

との内容を暴露したのです。

 

その理由は、安燦一理事長の言うところには、

  • 金正恩国務委員長の健康が良くないため、2020年1月にフランスの医療関係者が極秘で平壌を訪れて治療した
  • 36歳と若いにもかかわらず、健康が良くないこともあって後継者指名を急いだ

とのこと。

確かに、金正恩国務委員長は見た目からもわかると思いますが、

暴飲暴食によって成人病などにかかり、健康状態に問題がある

と囁かれることが増えてきましたよね。

上記のフランスの医療関係者による治療以外にも、2020年1月の訪中先で精密検査を受けたとの報道もありました。

それだけに、万が一を考えて金与正(キム・ヨジュン)氏の後継者指名をした可能性もありえるでしょう。

 

金正恩国務委員長の後継者に指名されたという金与正氏は、名前をキム・ヨジュンと読みます。

かつての北朝鮮の最高指導者・金正日総書記の四女

であり、金正恩国務委員長の妹…つまり血縁関係にあります。

後述しますが、金正恩国務委員長と幼い頃はともに留学していたなど、一緒に行動していた時期が長いからか、現在は、

朝鮮労働党宣伝扇動部第1副部長

の地位にあり、今の北朝鮮の実質的ナンバー2とも言われている存在です。

まぁ、事実上のナンバー2であれば次期最高指導者として、金正恩国務委員長の後継者に選ばれるのも当然といえば当然ですよね。

 

ただし、この情報は鵜呑みにしない方がいいという声も上がっています。

中央日報の取材した北朝鮮情報関連者なる人物によれば、

「後継者を公開すれば権力の低下もあり得るという点で、金正恩が本当に指名したのかはやや疑問」

「追加の情報確認が必要」

と言っており、慎重にとらえるべきだとしています。

 

確かに、早いうちから後継者を指名してしまうと、

「金正恩はもう後先短いんだ」

と思われ、朝鮮労働党内部に潜んでいる反金正恩派、外国ではアメリカなどが強硬姿勢に出てくるおそれもあります。

金正恩政権の権威、そして対外政策を考えると、まだ後継者を指名する段階ではないとも考えられますからね。

それにしても、北朝鮮の実質的ナンバー2にして、金正恩国務委員長が後継者に指名したとされる金与正(キム・ヨジュン)氏とは、どんな人物なのでしょうか?

 

金与正(キム・ヨジュン)の学歴・経歴をチェック!

金正恩国務委員長の妹である金与正(キム・ヨジュン)氏は、長らく学歴や経歴が不明な人物でした。

とくに、成人前の情報はほとんどないに等しかったのですが、金正日総書記の専属料理人だった、藤本健二さんによって、金与正(キム・ヨジュン)氏の子供の頃の経歴も明らかになったのです。

金与正(キム・ヨジュン)のプロフィール

名前:金与正(キム・ヨジュン)

ハングル表記:김여정

生年月日:1988年10月

出身:平壌

キム・ヨジュンという名前が初めて公開されたのは、2014年3月9日に最高人民会議第13期代議員選挙が実施された際のことでした。

当初は国によっては金予正などと表記されていましたが、後に北朝鮮が漢字表記は『金与正』であることを正式に発表。

以降は金与正で統一されるようになります。

藤本健二さんによると、金与正(キム・ヨジュン)氏の子供の頃は、

父親である金正日総書記からの寵愛

を受けていたようです。

 

そんな金与正(キム・ヨジュン)氏の経歴を見ていきます。

まずは学歴から。

1996年から2001年にかけては、金正恩国務委員長とともに、

スイス・ベルンの国際学校

で英語、ドイツ語、フランス語を学びました。

当時は北朝鮮スイス大使館の職員の子供『チョン・スン』という偽名を名乗っていました。

この頃から金正恩国務委員長とは苦楽を共にしていたわけですね。

 

その後、金与正(キム・ヨジュン)氏は突如北朝鮮へと帰国。

帰国後は北朝鮮の学校に通い、

金日成総合大学

を卒業しています。

 

その後の経歴は、しばらくは姿を見せていません。

公の場に金与正(キム・ヨジュン)氏が初めて登場したのは、2010年のことでした。

正式に姿が公開されたのは2011年の金正日総書記の葬儀の時でしたが、それ以前にも、姿自体は確認されていたわけですね。

金正恩国務委員長が、正式に金正日総書記の後継者に擁立された後、記念写真に写り込むようになったのです。

この時期から既に、金与正(キム・ヨジュン)氏は金正恩国務委員長から信頼されていたことが伺えますね。

 

金正恩政権になってからの金与正(キム・ヨジュン)氏は、金正恩国務委員長の側近として外交の場にも多く顔を出すようになります。

党内の序列は、43位⇒25位となりました。

 

さらには、金与正(キム・ヨジュン)氏の序列が25位くらいの頃、朝鮮労働党のナンバー2である金永南氏が席を譲ろうとするなどの態度を見せたことから、

「実質ナンバー2」

「血族の権威」

などと言われるようになり、これが金与正(キム・ヨジュン)氏がナンバー2と言われる所以です。

 

以降も金正恩国務委員長を補佐する立場として、様々な場に顔を出していましたが…

2019年3月に選挙で当選を果たして以降、米朝首脳会談がうまくいかなかった後に姿が見えなくなります。

4月に金正恩国務委員長がロシア訪問へは同行しなかったりしたため、

「出しゃばりすぎて金正恩国務委員長の怒りを買ったのでは?」

などと言われたこともありましたが、6月にはいまだ金与正(キム・ヨジュン)氏が健在なことが判明。

それどころか、金日成主席死去25年の日におこなわれた追悼大会では、

座席の位置から、序列9位になったと推測される

とのこと。

実質的な立場だけでなく、公的な立場でも序列を上げているため、頭が切れる人物なのでしょう。

影響力が拡大していることから、今後の金与正(キム・ヨジュン)氏の動向が気になるところです。

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まとめ

北朝鮮の金正恩国務委員長の実の妹であり、朝鮮労働党宣伝扇動部第1副部長の金与正(キム・ヨジュン)氏について、学歴や経歴を紹介しました。

 

金与正(キム・ヨジュン)氏は金正恩国務委員長と血縁関係なことに加え、子供の頃から行動をともにし、

金正恩国務委員長からの信頼もかなり厚い

と思われます。

その結果、朝鮮労働党内での実力もメキメキと伸ばし、序列1桁に。

 

それだけに今では、金与正(キム・ヨジュン)氏が金正恩国務委員長の後継者候補ではないかと言われているのです。

本当に金正恩国務委員長が、金与正(キム・ヨジュン)氏を後継者に指名したかどうかは不明です。

しかし、金正恩国務委員長より下の血縁関係で、最も実力者なのが金与正(キム・ヨジュン)氏であることは事実。

もしかしたら、現在既に金正恩国務委員長の体調が思わしくない時、金与正(キム・ヨジュン)氏が政務を取り仕切っているかもしれませんね。

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  • この記事を書いた人

watari1

創作活動を趣味にしている、中部地方在住の20代男です。 これまで世の中に関心が持てず、これといって誇れるものも持っていないため、ペシミズム的な思考でなんとなく日々を消化しているだけでした。でも、昨今の世界情勢や周囲の環境の変化で生活への不安を感じ、活動できる場を持ちたいと思うように。 記事の執筆を通じて、新たな知識や物の見方を増やしていきます。

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