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『二度目の人生を異世界で』の連載再開は?打ち切りと漫画の現状

『二度目の人生を異世界で』という作品を知っていますか?

設定の炎上、それに連座した作者のネトウヨ思想が露呈した一件で、アニメ化が打ち切りになったなろう系小説です。

問題が起き、あらゆる媒体での展開が打ち切りになったと思われましたが…

実は、漫画版だけは連載再開され、現在も継続中

なんですよ。

この記事では、『二度目の人生を異世界で』の打ち切り、そして漫画の連載再開など、それぞれの媒体の現状を紹介していきます。

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『二度目の人生を異世界で』打ち切りの経緯

もともと、『二度目の人生を異世界で』は、『小説家になろう』で連載されていた、いわゆるなろう系小説でした。

作者・まいん氏によって『二度目の人生を異世界で』は、2014年に連載開始、その後、商業小説としてHJノベルスで、18巻まで刊行されています。

が、しかし『二度目の人生を異世界で』は、ある理由によって、炎上してしまうこととなります。

 

最初に『二度目の人生を異世界で』で炎上したのは、キャラクターの設定でした。

主人公である功刀蓮弥は、

94歳で大往生し、異世界に転生する

という設定だったのですが…

ある中国のメディアが、

主人公は、中国を侵略し3000人以上を虐○した日本軍兵士であることが暗示されていた

とデマをまき散らしたのです。

実際には、中国大陸へ渡り、世界大戦に従軍という過去があるだけなので、中国を侵略した記述はなく、とばっちりを受けただけでした。

 

自分達のことを棚に上げて難癖をつけるあたり、さすがは中国ですよね。

これだけなら、作品が打ち切りになることはなかったのですが、問題はこの後です。

 

その後、2018年5月に、

作者のまいん氏が、執筆活動を行う前の時代に、Twitterで中国・韓国に対するヘイトスピーチをしていた

ことが発覚したのです。

当時は韓国叩きが正義だった嫌韓ブームが終わり、ヘイトスピーチを規制する風潮が強まっていたことから、まいん氏は炎上します。

作者の炎上は、作品である『二度目の人生を異世界で』にも影響し、

  • 小説は刊行された計18巻を出荷停止
  • アニメ化が決定していたものの、声優たちが降板を発表、最終的に制作打ち切り

など、せっかくのマルチメディア展開が消滅しただけでなく、原作の出荷さえも停止になってしまったのです。

出荷中止となった原作の小説は、現在、電子書籍版でないと購入できなくなっています。

 

また、『小説家になろう』で連載されている小説は、問題のあった2018年以降の更新はありません。

後に作者のまいん氏は、

ヘイトスピーチ問題の際、設定やプロットを全て破棄したため連載の再開は不可能

と語っています。

なので、もう『二度目の人生を異世界で』の最新作は見ることができないわけですね。

 

ちなみに、まいん氏は複数の作品を執筆していて、もう1つの商業化された小説『食い詰め傭兵の幻想奇譚』は連載を現在も継続中です。

この作品は、単行本14巻が2020年8月22日に発売されています。

今後、『食い詰め傭兵の幻想奇譚』のほうがアニメ化されることになれば、それはそれで面白いでしょうね。

業界が、一度炎上した人をどう考えているかも確認することができる機会になると思います。

 

『二度目の人生を異世界で』の漫画は連載再開?

 

このように、『二度目の人生を異世界で』は、アニメ化がなくなり、小説も二度と再開することがなくなってしまったわけですが…

漫画版の『二度目の人生を異世界で』だけは、ヘイトスピーチ問題が何の影響も及ぼさず、現在も連載中

なんですよ。

2020年4月23日には第8巻が発売され、12月21日には、第9巻が発売予定。

 

筆者はてっきり、漫画版も打ち切りになっていたと思っていたので、漫画版が再開されていたのに驚きましたが…

もっと驚いたのは、実は、漫画版の『二度目の人生を異世界で』は、再開どころか連載休止すらしていなかったのです。

漫画版は小説とは出版元が違い、KADOKAWAから発売されているなのかはわかりませんが…

漫画版は、ヘイトスピーチ問題の際も出荷停止になることなく、ずっと販売され続けていたのです。

まぁ、もともと漫画版は表現や内容を変えていたらしいので、それが問題なしと判断されたのでしょう。

 

『二度目の人生を異世界で』では唯一生き残った漫画版ですが、今後はどうするのか。

原作者である、まいん氏が設定やプロットを破棄してしまい、既に『二度目の人生を異世界で』の続きは更新されなくなっています。

となると、内容は未完結のまま終わるわけで、漫画もそのうち内容が書けなくなり、中途半端なところで終わってしまいますよね。

オリジナルの展開を作って完結させるのか、それとも『小説家になろう』で止まっているままの内容で終わらせるのか…

『二度目の人生を異世界で』は、漫画版に注目していきたいところです。

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まとめ

作者の中国・韓国に対するヘイトスピーチ問題が原因で、アニメ化が中止、原作小説も出荷停止となった『二度目の人生を異世界で』。

さまざまな媒体での展開が消えていく中、漫画版だけは打ち切りにならず、現在も新刊が発売されていたことには驚かされました。

 

確かに、作者のやったことはよくないかもしれませんが、作品自体に罪はありません。

『二度目の人生を異世界で』自体には人気があったわけですから、このまま打ち切りで終わらせてしまうのは、もったいない話…。

筆者としては、オリジナル展開にしてでも、漫画『二度目の人生を異世界で』で、何とか完結まで進めてほしいですね。

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  • この記事を書いた人

watari1

創作活動を趣味にしている、中部地方在住の20代男です。 これまで世の中に関心が持てず、これといって誇れるものも持っていないため、ペシミズム的な思考でなんとなく日々を消化しているだけでした。でも、昨今の世界情勢や周囲の環境の変化で生活への不安を感じ、活動できる場を持ちたいと思うように。 記事の執筆を通じて、新たな知識や物の見方を増やしていきます。

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