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【ジブリ映画】アーヤと魔女の原作ストーリーのあらすじをチェック

アーヤと魔女

2020年12月30日に、NHKで放送された長編アニメ『アーヤと魔女』。

スタジオジブリ初の、3DCGアニメ作品として放送されました。

 

そんな『アーヤと魔女』が、

2021年4月29日から、劇場でも公開されます!

NHKで放送したアニメ版に、新たなカットを加えた内容になるのだとか。

 

さらに、元は原作も存在しているみたいで、どんなストーリーだったのかも気になります。

この記事では、映画『アーヤと魔女』について、原作のストーリーのあらすじを紹介していきます。

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映画『アーヤと魔女』の原作について

映画『アーヤと魔女』は、スタジオジブリの最新作で、もともとは映画ではなく、

NHKで放送される長編アニメ

として制作され、すでにオンエアされた作品なんですよ。

 

実は、スタジオジブリのアニメが劇場公開に先んじてテレビ放送されるのは、これが初めての例だったりします。

放送されたのがNHKというのも、初めてのこと。

それに加えて、スタジオジブリ初めてのフル3DCG作品…。

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリにとって、初めてづくしの作品ということになります。

 

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリのオリジナル作品というわけではなく、

原作

が存在しています。

まずは、『アーヤと魔女』の原作について、紹介しましょう。

 

『アーヤと魔女』の原作となっているのは、

原題『EARWIG AND THE WITCH』

というファンタジー小説です。

 

作者は、ファンタジーの女王とも呼ばれた作家のダイアナ・ウィン・ジョーンズさん。

著名な作品には、

  • 『ハウルの動く城』シリーズ
  • 『大魔法使いクレストマンシー』シリーズ
  • 『デイルマーク王国史』シリーズ

などがあります。

 

1つ、ピンとくる作品がありませんか?

そうなんです。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんは、ジブリ映画となっている『ハウルの動く城』の原作者でもあるんです。

しかも、『ハウルの動く城』は、原作だと3部作になっているんですよ。

これには驚いた人も多いはず。

 

そして、『アーヤと魔女』の原作『EARWIG AND THE WITCH』は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの遺作となった作品でした。

原作では、明かされていない謎もいくつかあったことから、

本来は、『アーヤと魔女』も何部作かに分かれる可能性があったのではないか?

とも言われています。

 

がんとの闘病中に書き上げた作品であったため、続きを考えていたのか否か、作者亡き今となってはわかりません。

それゆえに、ジブリ作品の『アーヤと魔女』も、続きを匂わせるラストで終わってしまっているというわけです。

 

『アーヤと魔女』の原作ストーリーを紹介

本

次に、原作の『アーヤと魔女』のストーリーを紹介していきます。

あらすじをざっくり…と思いましたが、作品自体が児童向け文学なこともあって内容が短いので、

あらすじで全てわかるレベル

となっています。

あらすじとは言うものの、ストーリーの重大なネタバレを含んでいるので、その点にご注意ください。

 

『アーヤと魔女』のストーリー

孤児院である『聖モ―ウォード子どもの家』で暮らしていた主人公・アーヤ。

ある日、

『なかまの12人の魔女に追われています。逃げ切ったら、この子を返しにもらいに来ます。何年かかるかもしれませんけど。この子の名前は、アヤツルです』

と書かれた手紙と共に、ストールにくるまれた状態で発見されました。

孤児院の園長は、魔女団が13人であることを知っていたため、この子も魔女ではないかと疑いましたが、バカバカしいと一蹴し、預かることにしたのです。

孤児院で不自由ない生活をしていたアーヤはある日、魔女のベラ・ヤーガ、そしてマンドレークという男性が里親として名乗り出て、小さな平屋で暮らしていくことになってしまったのです。

ベラは、アーヤを引き取ったのは、手伝いが欲しかったかららしく、

「言う通りにしていれば痛い目には合わせない。あと、マンドレークは怒らせるな」

と言います。

大変なことになってしまったものの、アーヤは負けないという気持ちを持ち、ベラに対し、魔法を教えてくれたら助手になってあげると言い放ち、里親元での生活が始まりました。

 

ベラがアーヤにさせた仕事は、骨をすりつぶす、木の実を拾ってくるなど、面倒な雑用ばかり。

家を出たいと思っても、マンドレークがデーモンを使って見張らせているため、脱出することは不可能。

いろいろと調べるも、家を出る方法は見つかりませんでした。

そんなある日、アーヤの部屋に、ベラの使い魔である黒猫・トーマスが入ってきました。

人間の言語が話せるトーマスによると、アーヤが求めている呪文は、ベラの持っている本の最後の方に書かれている『あらゆる魔法から身を守る方法』という呪文であると判明。

アーヤは、ベラが寝ている間にこの呪文をトーマスと一緒に作り、紆余曲折あったものの、ついに薬を完成させたのでした。

 

その次の日に寝坊してしまってベラに叱られると、さらに次の日には、ある失敗でマンドレークを怒らせてしまったことで、アーヤばまたもやベラに叱られてしまいました。

「手が足りないからお前をここに連れてきたんだ。もっと働け!」

と怒るベラ。

しつこいぐらいに手が足りないと言っているベラに対し、アーヤは、ベラの身体に手をたくさんつけてやろうと画策します。

色々と苦労しながら呪文を成功させ、ベラの頭とお尻に手を生やすことに成功したアーヤ。

これに怒ったベラは呪文を破ると、

「ミミズの罰だ!」

と言って、アーヤを部屋に押し戻し、そこに青色や紫色をした100匹ほどのミミズを降らせたのです。

しかし、ミミズは一向に何もしてきません。

実は、『あらゆる魔法から身を守る呪文』が効いていて、本来ならお腹の中に入ってくるはずのミミズが、呪文の効果でアーヤに近づけなかったのです。

罰が効いていないことがバレたらまた怒られる…。

そう思ったアーヤは、ミミズをマンドレークの部屋に隠します。

自分の部屋にミミズが入ってきたことで、マンドレークは大激怒。

黒い炎をまとい、怪物のようになりながら、部屋の壁を壊し、ベラのもとへ向かっていきます。

まずいと思ったアーヤはベッドに隠れますが、ベラは自分がやったのではないと釈明したため、アーヤはおそるおそる外へ出て、これまでの経緯を説明。

すると、マンドレークは、

「煩わしいのは嫌いだから、もう二度とあんなことはするな。代わりにベラにお前に魔法を教えるよう言っておいた」

と言ったのでした。

感謝したアーヤは、マンドレークに学校に行っていいかも尋ねると、マンドレークは、

「考えておこう」

と言い、去っていきました。

 

そして時は流れ1年後。

マンドレークはアーヤのことを『アーヤちゃん』と呼び、アーヤが朝食を頼むと、デーモンたちに朝食を運ばせてくるまでになりました。

デーモンの方も、だんだんとマンドレークの指示がなくとも、アーヤの指示だけで言うことをきくようになっていたのです。

 

これで終わりです。

終わりが中途半端というか、突拍子すぎないかと思うかもしれませんが、こういう作品なので仕方ありません。

 

ジブリ版のほうは、アーヤの母親である赤髪の女性が登場し、

ベラ、アーヤの母親、マンドレークがロックバンド『EARWIG』のメンバーだった

といった設定がありますが…。

原作には、そのような設定は存在しません。

 

アニメ版のほうは、ラストにアーヤの母親がクリスマスパーティーで訪ねてくるシーンがありますが、もちろんそんなシーンもありません。

アーヤの出生だったり、ベラやマンドレークとアーヤの関係など、一切明かされないまま終わってしまいました。

本当は、その辺りを続編で描く予定だったのかもしれませんが、作者が亡くなっているため、永遠の謎のまま。

それゆえか、ストーリー自体は原作を忠実に沿っているアニメ版のほうの評判も良いとは言えません。

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まとめ

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリがアニメとして制作し、2020年12月30日にはNHKで放送しました。

そして2021年4月29日には、劇場公開されます。

 

アニメ版は、一部設定が異なりますが、基本的に、原作のストーリーに忠実な作品です。

その原作のストーリーは、作者が闘病生活中に書きあげたもの、かつ児童向け作品だからか、

謎が明らかにならないまま、何とも言えない終わり方

をしていました。

作者が亡くなっているため、続編には期待できないのが、悲しいところですね…。

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  • この記事を書いた人

watari1

創作活動を趣味にしている、中部地方在住の20代男です。 これまで世の中に関心が持てず、これといって誇れるものも持っていないため、ペシミズム的な思考でなんとなく日々を消化しているだけでした。でも、昨今の世界情勢や周囲の環境の変化で生活への不安を感じ、活動できる場を持ちたいと思うように。 記事の執筆を通じて、新たな知識や物の見方を増やしていきます。

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